うにょうにょ音楽生活

うにょうにょ音楽生活

好きな音楽やお気に入りのイヤホンヘッドホンについて

秋山黄色 モノローグの話。

なにゆえ今更モノローグの話なのか。

この前のBUG SESSION@Zepp Hanedaで久しぶりに生で聴いてやっぱり大好きだ!!と改めて思ったからです。

 

 

今日は仕事がお休みで、BSの日本映画チャンネルってところでミステリと言う勿れが一挙放送しているんですよ。

これの主題歌、King Gnuの曲じゃないですか。タイトル知らんけど

めっちゃ良い曲だと思うのですよ。

ドラマの効果的な場面で流れてくるときゅんきゅんする。

King Gnuのドラマ主題歌といえば、白日も名曲でしたね。

他にも米津玄師のドラマ主題歌、Lemonとか、馬と鹿とか、名曲揃いの主題歌が多いですよね。

あとなんか他にもあった気がするけど…もうほぼ覚えてないんで省略

 

 

で、そんな中に秋山黄色のモノローグも軒を連ねるわけですが。

私の中では、このモノローグがドラマ主題歌の中で自分史上いちばん良いと思える曲なのです。

 

 

そもそも、10の秘密でモノローグに出逢うまで、ドラマ主題歌からアルバムを買ったりライブに行くほど好きになったことなんか、一度もなかったの。

 

 

黄色さんが生まれて初めてだった。

普段は、ドラマやってる間は良いなーと思って聴いたりするけど。

結構ドラマ主題歌のリリースってドラマ終わる直前とか終わってからが多いじゃないですか。

 

 

で、ドラマ終わった後はすでに熱が冷めていて、買うまで至らないパターンが多いんですよね。

酷い時には存在忘れるからね、私の場合ね笑

 

 

黄色さんの音にはそれがなかった。

それどころか、ドラマで聴いてる時も毎週楽しみになってたし、最後の方はドラマよりモノローグが聴きたくて毎週観てた感じすらある笑

 

 

リリース情報調べたりしてね。

普通にアルバムがほしいって思ったし、なんならその前に配信リリースのものとか、ミニアルバム?とかも買って聴き始めてたし。

 

 

黄色さんの音楽のおかげで初めて、あータイアップでもドラマの相乗効果関係なく好きになれる音楽に出逢えることがあるんだなー。と知った。

 

 

それまでは基本CDショップの試聴か、ライブの対バンくらいでしか音楽に出会う手段がないと思っていた私にとって、タイアップでライブに行きたいとまで思えるアーティストが出現したことが結構な重大ニュースだった。

 

 

どうしてあの時、あんなにモノローグに惹かれたのかは、今でもわからない。

見て呉れのドラマの時、セリフめっちゃ被ってて曲聴こえないじゃん!!って憤慨したんだけど、この前10の秘密のエンディングをFODで観たら、モノローグもまぁまぁセリフ被ってて聴こえないんだよね笑

人の記憶やら印象なんてそんなもんさね。

 

 

でもあの時、私にはモノローグがしっかり聴覚と心と記憶に突き刺さっていて、鮮明に焼き付いてたんだよね。

だから大好きな(このドラマの最大の目当てだった)向井理さんの声より黄色さんの歌の方が残ってるんだよねwww

 

 

毎週モノローグがしっかりセリフに被らず流れていたって思い込むくらいに。

 

 

まさか自分がタイアップの曲から遠征までするぐらい大好きな人に出逢うなんて思わなかったもんなー。

新しい音楽の出逢いなんて、どこに転がってるかほんとわかんないね。

 

 

ドラマ終了後にサブスクで再生すらせずに忘れ去っていく主題歌たちと、モノローグの明確な差というのは、うまく言語化も説明もできないし、音楽のクォリティとして明確な差なんてないと思う。

 

 

ただ、私の心に秋山黄色のギターと歌と言葉が刺さった。

それが、たぶん何ものにも代え難い幸運だったんだろうなー。と。

 

 

いやあ…もうね、黄色さんにオファーしてくれた、10の秘密のドラマ関係者の方には、感謝してもしきれないですよ。本当に。

 

 

ドラマを観てる時は良い曲なのに、ドラマ終わった途端に興味がなくなる曲たちを聴く度に、モノローグに出会ったのは本当にとんでもない幸運だったなと改めて思うわけです。

 

秋山黄色 走光性の鳴り方 @ NHK大阪ホール【本編】

どーも。

1123日にNHK大阪ホールで行われた、秋山黄色のライブの感想でございます。

まずは、注意事項というか、読む前に知っておいてほしいことから。

 

 

先に言っておきますが、これはライブレポではありません。

あくまでも私が観て、感じて、思ったことを綴っているだけです。

つまり感想です。

 

なので、ライブで起こったことの詳細を知りたい方は、このブログを読んでも得るものは何もないと思います。

 

 

私は現場至上主義の人間です。

現場で見聞きしたことは、すべてその現場にいた人たちだけのものだと思っています。

 

 

上記の理由から、多分これはこの会場だけのことだな。

と思われることの詳細は、割愛します。

(感想を書く上で必要なことは簡単に書きます)

 

 

また、この記事にはネタバレを含みます。

セトリも載せています。

ファイナルの東京まで、ネタバレ絶対やだ!!という人は、絶対にこの記事を読まないでください。

 

 

読んでしまってから、

ネタバレだ!!これから初めてライブを観る人だっているのに!!

とか言われても、当ブログの管理者は一切責任を負いません。

簡単に言えば、知らんがな。です

 

 

しかも、アホみたいな文字数の長文です。

ひまで死にそうな人、やること全くなくて手持ち無沙汰な人以外は読まないようにお願いしますw

 

 

 

以上のことをご了承いただいた方のみ、先の記事をお読みください。

 

 

以下、多めにスペースを取ります。

ネタバレが嫌だという人はここまで。

このままこのページを閉じましょう。

 

 

ありがとうございました。

ツアーが終わって気が向いたら、暇つぶしにでも読んでみてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋山黄色 NHK大阪ホール  本編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開場時間、爆睡してしまっていて。

はっと目覚めたら、場内アナウンス中。

 

 

最後の方少しだけ、劇を聴いて。

まぁ札幌で聴いてたし、めっちゃ内容覚えてるからいいんだけどw

今回のツアーの目玉の1つ(であろう開場イベント)を聴き逃すという体たらく。

もう〜!!自分で自分にガッカリだよ!!笑

 

 

ていうか、私ライブハウスでも開場時間眠くなっちゃうんだよねぇ。

なのにさ、あんな心地良いさざなみとさ、黄色さんの落ち着いた優しい声とさ。

超絶寝不足の体であんなん聴いたら、そりゃ爆睡しますって!(完全に言い訳)

 

 

客電が落ちると同時にSEが入り、モンスターのみんな(?)が。

 

 

あ!黄色くん来たよー!!

 

 

で、場内ざわざわ。

今回の登場シーンを知っているであろう人たちが、後ろの方を向いて待っている。

 

 

 

あのさ、ツアーが始まる前のツイートでさ、

【秋山黄色がどこからかやってきます】 ってのがあったじゃん。

 

 

どこからかって東京じゃん。何言ってんの??

って、ツアーが始まって実際に観るまでは思ってたなぁ。とか。

ちょっと思い出してた笑

 

 

ツアーまでにツイートされていたことにも、色々と伏線が仕込まれていて。

ライブ会場で伏線回収。

 

 

めちゃめちゃ面白いツアーだったな。と思う。

行けた人も、行けなかった人も楽しめる。

そんなツアーだったような気がする。

 

 

秋山黄色は、誰も取り残さない、誰も置いていかないんだな。って。

改めて感じさせてくれるツアーでしたね。

 

 

会場を駆け抜けて、黄色さんがステージに立つ。

一旦静かになるのを待って、静かに黄色さんが話し出す。

 

 

誰も来てないんですか?

いつものことです笑

 

 

会場と会話をしながら。笑い合いながら。

ギターを鳴らしながら、楽しそうに。

 

 

1曲目。蛍。

1人で、会場のみんなと、弾き語り。

 

 

サビを歌い終えたところで、メンバー登場。

バンドセットで続きの演奏。

 

 

めちゃくちゃ音響いいね大阪。

びっくりした。

札幌のホールは昔から音悪い言われてたけど、ほんと、こうやって地方のホールでライブ観ると、改めて札幌音悪いなって気付かされるねw

 

 

 

1曲目からすでに感動の嵐w

からのNIGHT PARK

畳み掛けるようにホットバニラ・ホットケーキ。

 

 

序盤からアガる曲が続いて、(私の)テンションがおかしいw

 

 

そうそう。

ホットバニラ・ホットケーキの間奏のところ、各パートのソロっぽい演奏の場面があって。

ドラム、バチバチにかっこよくて。

札幌の時とは全然違う音に聞こえて。

 

 

え、音響だけでこんなに変わるもの??

ていうか、心なしかセットも違ってない??

とか思いながら見てて。

 

 

札幌では借り物セットだったのかなぁ?

でもメジャーアーティスト、それも天下のソニーのサポートでそんなことある??

 

 

とか色々考えながら、???ってなってて。

したっけ、ギターのソロっぽい感じになった時。

誠さん、ギター弾かずに例のハンバーグのビヨーンって鳴るやつ鳴らして笑

黄色さんが爆笑しちゃって、歌詞少し飛ばしてたw

 

 

私も、ビヨーンで爆笑して、ドラムの疑問も吹っ飛んでしまった笑

 

 

誠さんてさ、ほんとなんていうかかわいいというかおもしろいというか。

たぶんこの人がいるのといないのとでは、バンドの雰囲気とかライブ自体の空気感変わっちゃうんだろうな。って思う。

それくらい秋山黄色のライブの一部になっているし、ライブのカラーを左右する人だなって思う。

 

 

音はもちろん、人としてね。キャラクターとして。

ギターとしても。

この人がいなかったら秋山黄色「らしい」音もライブも成立しないでしょ。たぶん。

ソロ形態のライブは別としてね。

 

 

あれですよ。

NB最後の北海道ツアーぐらいの違和感になると思うよ。

誠さんいなかったら。

(誰にもわからない、伝わらない例を出してすみませんw

 

 

中盤のMCで黄色さんが、まこっちゃん風邪ひいたら終わりだからねw

って言っていたのがよくわかる。

サポートが他にいないから。っていう意味ではなく。

 

 

誠さんがいなかったら、秋山黄色の(バンドセットの)ライブは成立しない。

って意味に受け取った。私はね。

 

 

で、MC挟んで一気に4曲。

CDとはアレンジも歌も何もかもが違っていて。

そしてそのどれもが、CDとはまた別の良さが際立っていた。

 

 

 

 

いつも思うけれども。

やさぐれカイドーのイントロ、CDで聴いてもかっこいいけど。

生ギターで聴くとかっこ良すぎて脳みそ破裂しそうになるよね。パーン!てwww

私の生涯で好きなギターリフのベスト3には確実に入ってるわ。

 

 

4曲終わってMC

走光性の鳴り方というツアー名についての話。

話の途中で、黄色さんが音楽がなくても死なないんだよ。って言った瞬間に、客席から男の子が、「死ぬ!!!!」って叫んでてw

したっけ黄色さん。

 

うん途中だからww今良い話の途中だからなw

って言ってw w

めっちゃ笑ったw

自分で良い話って言っちゃうんだね!

そういうとこ好きw w w

 

 

あと、また「俺の言うことを聞いて、俺に逆らわないように〜」みたいなこと言ってました笑

どんだけ俺様やねん。そういうとこも好きだけどw w w

ちなみにそれ、良い話の中に出てきたフレーズだからな笑

良い話なのに俺様。秋山黄色にしかできないMCだと思うw

 

 

笑いも交えつつの良い話が終わって、あのこと?。

これはピアノアレンジがとても秀逸でした。

 

 

黄色さん、どんだけいろんな楽器演奏できんの?

やっつけでなんとか演奏してる的なやつじゃなく。

どの楽器演奏してもクォリティが高い。

音楽の申し子かよ。

 

 

ていうか、どれだけ努力してるのかってことだよね。

そういうところも尊敬してる。

そういう黄色さんの音楽に出会ったから、私も努力しようとか、頑張ろうって気持ちになるよ。

 

 

音楽ってさ、救われるだけじゃないんだよね。

頑張ろうって気持ちを共有できるものでもあるよね。

黄色さんとファンの人たちの関係性を見てると、そういうことを思う。

 

 

で、あのこと?含めて一気に4曲。

 

 

イントロを聴いただけでは、ん?このコードはあの曲だよね?あれ?

と、戸惑うぐらいアレンジが違う。

しかも違っているだけでなく、死ぬほどかっけぇ。

 

 

なんていうのかな。

「ライブでしか聴けない音」とでも言いますか。

いや、どんなバンドでもそうなんだけれども。

その日のその瞬間でしか聴けない音。

それはどんなライブでもそうだと思うんだけれども。

 

 

秋山黄色の、「ライブでしか聴けない音」っていうのは。

そんじょそこらの音ではなくて。

ルーパーでその時に鳴らした音で聴かせたり。

お客さんの声や手拍子までも音楽の一部に変えてしまう。

 

 

その場所にあるもの全てを即座に楽器に変えてしまう。

そこで鳴っている音全てが、音楽になる。

 

 

まさに、会場にいるお客さんと、ステージにいるメンバーと、みんなで作り上げる空間。

ツアー全箇所全て違う音。違うライブ。

ライブは生き物、なんていうありふれた言葉ではもったいないぐらいの。

生きた音が鳴っている空間。

 

 

そして何よりも。

黄色さん自身が、その場に鳴っている音全て、見えているもの全てを全力で楽しんでいるのが伝わってくる。

 

 

毎回心の底から思うけれども。

今回も、この人の音楽に出会えてよかったな。

来てよかったな。って思った。

 

 

 

 

 

そういえば。

クラッカーシャドーのコーラスの時さ。

突然黄色さんが。

 

 

今日望遠鏡持ってきてるから!って言って出してきたのが

双眼鏡w

双眼鏡っていうかオペラグラス?笑

 

 

望遠鏡、ではないw w w w w

 

 

俺がスーパースターすぎて見れないとかない?大丈夫?

恥ずかしくない?って言っててめっちゃ笑ったw

 

 

スーパースターてw w w

黄色さんの発言はいちいちおもしろい笑

 

 

 

からの、メンバー紹介。

ここで冒頭の疑問の答えが。

 

 

ドラムの人、城戸さんだった。

そりゃ音違うわw w w

札幌とは違う人だったw w w

 

 

アルバムではずっと叩いていた人。

初めてライブで一緒にやったらしい。

そんな場面に立ち会えてめっちゃ幸せでした。

 

 

からの、新曲。

札幌でも聴いていたけれども。

段違いにかっこよく進化していてビビった。

これは音響のせいだけでは絶対ない。

 

 

ほんと曲も演奏も、ツアーが進むにつれて育つんだね。

もうリリース用にレコーディングが終わっているのかどうかはわからないけど。

 

 

ツアー序盤とセミファイナルに参加できて、その進化を聴けてすぅごいよかったなと思った。

 

 

Caffeineと登校の果てをやって。

からの!!!!

 

 

 

からの!!!!!

 

 

 

アイデンティティ!!!!!!!!

 

 

 

イントロ聴いただけで

 

 

きたーーーーーーーー!!!!!

 

 

ってなるぐらいには、アイデンティティのライブアレンジがもう自分の中に深く深く刻み込まれてる。

ほんと好き。

音源で聴くのも大好きだけど。

 

 

ライブアレンジのイントロほんっと好き。ほんっと好き。

いつも思うけれども。

これでモッシュとかも起こらずみんな品行方正に聴いてられるのすげぇな。ってw

まぁこの日はホールだけどさ。

普通に、ライブハウスとかでも押されることすらないからね。

すごいよなー。

 

 

これ、バンドがバンドなら人がゴロゴロ転がるやつだよね。

めちゃめちゃロックでめちゃめちゃかっけぇ。

 

 

 

小っ恥ずかしい言い方をするならば。

この曲に出会えたことが、私の人生の中でも特別な幸運であったと心から思える。

人生の糧になってくれる曲。

私にとって、そういう曲。

 

 

心からそんなふうに思えるものに出会えるってさ。

そうそうないよね。

 

 

音楽でなくてもさ。

自分の人生の糧になるものなんてさ。

そうそう出会えるもんじゃないんだよ。

 

 

黄色さんが出会わせてくれた。

もうほんと、感謝しかないわ。

 

 

 

そしてMCからのラスト。

エニーワン・ノスタルジー

 

 

いやまぁ普通に泣くわw

なんつーかもうね、あの時の感情を言葉にしろと言われても、ちょっと難しい。

 

 

言葉にならないほどの感動。っていうのは。

こういう時に使うんだろうな。って。

まぁそういうことです(どういうことだよw

 

 

 

曲が終わってメンバー全員一旦捌けて。

アンコールの手拍子の時間も少なめですぐ再登場。

 

 

からの、ちょっと長めのMC

 

 

アンコール1曲目、SKETCH

ミドルテンポのメロウな曲なはずなのに。

体に走る衝動や圧倒的支配感は、完全にロックのそれで。

 

 

そういえば、最初にモノローグを聴いた時もそんなことを思ったなぁ。

なんて思い出してた。

 

 

黄色さんの曲ってさ、普通にメロとか演奏とかは、J POPの皮を被ってるんだよね。

なのにさ、その奥の方に、ものすごい熱量の衝動が詰まってる。

音源でもそれは感じるんだけど。

ライブではその熱量と衝動が前面に出てきて、身体中の細胞が沸騰するみたいな熱が自分の奥の方から湧き上がってくるんだよね。

 

 

SKETCHもそういう曲で。

息もできなくなって苦しいぐらい圧倒された。

 

 

 

そして、大ラス。

猿上がりシティーポップ。

 

 

どちゃくそ盛り上がって大団円。って感じ。

 

 

あ。そうだ。

猿上がりシティーポップの間奏で、突然ヤマハ音楽教室の曲を弾いて歌い出してw

めっちゃ笑ったw

 

 

からの、ドラムソロ。

めっちゃかっこよかった。

 

 

そしてラスト、どこまでもかっこよく、どこまでも力強く。

全力の秋山黄色で終了。

 

 

黄色さん以外のメンバーが下がって。

黄色さんだけが残ったところで、モンスターたちの声。

 

 

黄色さんが駆け足で下がって、ライブ終了。

 

 

最後の、モンスターくんたちの

 

まったね〜!

 

がめちゃくちゃ可愛かったw

 

 

黄色さんが、前に。

「頭の中のモンスター」って言ってたことがあって。

 

 

黄色さんにとってのモンスターは、細美武士にとってのStereomanなのかな。

とか、ちょっと思う。

そしてそれを具現化して私たちに紹介してくれたのかな。って。

だとしたら、どの子も愛しくてしょうがないね。

 

 

 

 

去年の今頃は。

寂しくて不安で心配でどうしようもなかったけれど。

 

 

あの時の自分に教えてあげたい。

それ乗り越えたらすげーもん見れるぞ!って。

初めてライブを観た時に、何があっても信じられると思った秋山黄色の音楽は、絶対消えないから安心しろって。

あの時の自分に教えてあげられたらいいのに。

 

 

なんつーかねー。

ライブ終わって誰もいなくなったステージを見て。

そんなことを思ってたよ。

普通に楽しくて幸せな場面なのに、ちょっと泣きそうになってたのは内緒w

 

 

 

以下、セットリスト。

 

NIGHT PARK

ホットバニラ・ホットケーキ(ハンバーグ)

 

MC

 

見て呉れ

PUPA

chills

やさぐれカイドー

 

MC

 

あのこと?

シャッターチャンス

月と太陽だけ

クラッカーシャドー(コーラス)

 

MC

 

新曲

Caffeine

登校の果て

アイデンティティ

 

MC

 

エニーワン・ノスタルジー

 

 

En.

 

MC

 

SKETCH

猿上がりシティーポップ(ヤマハ音楽教室)

 

 

 

最後に暗くなったステージを目に焼き付けて、少しだけ名残惜しい気持ちを抱えて。

うしろ髪ひかれながら大阪ホールを出ようとしたんだけど。

 

 

…あのさあ。

スタッフの人が、写真撮るなっつってんのに普通にスマホカメラ構えてる人たちなんなん?

 

 

気持ちはわかるよ。

ライブの思い出が欲しい。

記憶と記録に残したい。

私だってそうだよ。

 

 

でも今回、黄色さんがちゃんと思い出とか記念になるもの作ってくれたじゃん。

 

 

ご当地モンスター。

あれ、そういう意味じゃないの?

ライブに来た記念に残るもの。

 

 

自分の地元のモンスター。

自分が旅した土地のモンスター。

いつも持ち歩けて、見る度にあの日の記憶を蘇らせてくれるもの。

 

 

それじゃ足りなかったのかなぁ。

 

 

とか。

声を限りに叫んでいるスタッフさんの真横でカメラを構えてる子たちを見て、少しだけ切なくなった。

 

 

 

 

人の流れに任せて何も考えずに出てきたら。

なんか入った時と違う出口に出たw

 

 

え!?なんか違う!!さっき来た時と違う!!

知らない出口から出たらまた迷う!!!

 

 

と、慌てて来た道を戻って、入ってきた入り口から出直したw w

 

 

 

その後、谷町四丁目から地下鉄に乗ってホテルのある駅に着いて。

さらに3分で帰れるはずのホテルに、30分以上かけて迷いに迷って帰るのですが。

 

 

もう迷子の話はお腹いっぱいだと思うので、詳細を書くのはやめておきますw w w

 

 

以上、秋山黄色 走光性の鳴り方 @ NHK大阪ホールの感想でした。

秋山黄色 走光性の鳴り方 @ NHK大阪ホール【出発編】

なんと。数年ぶりにライブの感想ブログなんぞを書いております。

もうライブに関するブログなんて書くことはないと思っていたのですが。

 

秋山黄色のライブは、Twitterで済ますには情報量が多すぎる。

目と耳と心に突き刺さる情報量が、普通のライブのそれとは段違いすぎるのです。

というわけで。

 

1123日に体験したこと。思ったこと。感じたことなどなど。

自分なりに整理しながら書き留めていこうと思います。

 

まずは出発からNHK大阪ホールに辿り着くまでのあれこれを。

私のブログを読んでくれる人は毎回思うと思うけど。

それ必要?みたいな前置きが長すぎるところあるよね笑

自覚はあります。

 

けれども。

自分の記憶を呼び起こすために、ものすごく必要な作業なのです。

順を追って記憶を辿ることで、ライブの記憶がより鮮明に蘇る。

それを書き留める。

 

そのために必要なことですので。

まぁ飛ばし読みで結構ですので、お付き合いいただければこれ幸い。

 

 

ではでは。

記憶を1122日、ライブ前日の札幌へ巻き戻します。

 

 

 

 

仕事終わり。

札幌駅に急いで行って、新千歳空港行きのJR乗車券を購入。

出発時間まで約1時間。

簡単に晩御飯を食べて、エアポートに乗る。

 

 

自由席ではなく、Uシート。

遠征の時は、なるべく移動のストレスを軽減したいので、ちょっと贅沢をします。

 

私以外ほとんど誰もいない車両で、快適快適w

BGMはもちろん秋山黄色。

 

音楽を聴きながらゆったり新千歳空港へ到着。

 

 

空港に到着したはいいけれど。

久しぶりすぎて、新千歳空港内にあるホテルへの行き方を忘れているw

ここでもまた、あちこちうろうろ。

 

 

まぁいつものことすぎて慣れたけれど。

なんでこう方向音痴なのかなぁ?と若干自己嫌悪しながらホテル到着。

 

 

チェックインを済ませて、お部屋のカーテンから窓を見てみたら。

窓から滑走路が見える。めっちゃ綺麗。

 

テンション上がりながら、お風呂に入ってベッドに入ったものの。

明日のライブが楽しみすぎるのと、超絶早起きのプレッシャーから全く眠れないw

 

 

うわー全然眠れないやばい!!

と思いながら、秋山黄色聴いて、動画見たり色々手を尽くしたけれど。

結局朝方まで眠れず。

 

 

2時間くらい仮眠して、チェックアウト。

夜中にWEBチェックインを済ませていたので、荷物を預けて保安検査場へ。

 

 

物凄い長蛇の列。

え、みんな早起きすぎない??

開場してまだ30分くらいしか経ってないよね???

 

 

まぁでも搭乗口の締切時間まであと1時間ちょっとあるし。

余裕余裕。とか思っていたけれど。

 

列が全く動かないw w

 

 

30分を切ったくらいで、さすがにちょっと不安になる。

大丈夫かなこれ??ちゃんと入れるの??

と思っていたら、神戸行きのお客様優先のアナウンス。

 

 

まじかと思って手を挙げて優先レーンに入れてもらう。

無事搭乗口に到着。

と思ったらそのまま搭乗開始。

 

 

こんなギリギリになったの初めてでドキドキした笑

 

 

無事飛行機に搭乗して、定刻で離陸。

飛行機は、何度乗っても慣れません。

 

 

怖くて椅子にしがみつく笑

 

 

なんでこんな怖い思いしてまで遠征しなきゃならんのだ!

もう絶対内地に遠征なんてしない!!!

 

 

毎回思いますw

この恐怖を乗り越えてでもライブが観たいと思える人のライブにしか、私は遠征ができません。

TRIBAL CHIRが解散して、LAST  ALLIANCEが開店休業状態で。

さらにCONCEPTION  COMPLEXが活動を休止したので、もう遠征なんかすることはないと思っていたのに。

 

またこうやって飛行機に乗ってでも観たいライブに出会ってしまった。

喜ぶべきか、悲しむべきか。

そんなことを考えながら、秋山黄色を聴いていたら神戸まで爆睡。

 

 

着陸の衝撃でびっくりして目が覚めるw w

もうやだ。なんでこんな怖いの着陸

 

 

ほぼ定刻で神戸空港に到着。

ルートを確認しながら、ほぼ迷うことなく神戸空港発のポートライナーに乗車。

 

 

私にしては奇跡。全く迷わなかった。

神戸の案内表示、今までの遠征の中で一番優秀だった。

一瞬にして神戸が大好きになるw

 

 

観光客に優しい土地最高ですね!!笑

 

 

小樽も観光客にとっても優しい街です。

皆さま北海道に遠征の際にはぜひ小樽にもお立ち寄りくださいねw

 

 

 

閑話休題

 

 

 

神戸の三宮駅に到着。

JRへ乗り換えて大阪駅へ。

ここでも全く迷わない。

神戸すげーな。案内表示めっちゃわかりやすい。

 

 

ホームに着いたらちょうど電車が入ってきた。

近くにいた駅員さんに大阪駅に行く電車であることを確認して、乗車。

 

 

あっという間に大阪駅

しかし、試練はここから始まるのです

 

 

大阪駅から出られない。

あっち行ってもこっち行っても、地図にある出口に辿り着けない。

 

 

えぇぇぇぇ何これ巨大迷路?

 

 

やっとのことで、(恐らく)目的の出口に出るも、右も左もわからない。

地図にある目印の建物がどれなのかもわからない。

 

 

もうこれはタクシーしかないな。

 

 

タクシー乗り場を探すけど、タクシー乗り場が見つからないw

えぇぇぇぇあれ、ここさっき通ったよね?

3回くらい繰り返し、やっとのことでタクシー乗り場を見つけるw

 

 

タクシーに乗って、ホテルの名前を言ったら、一瞬で着いたw w w

 

 

こんなに近かったのにタクシー乗ってごめんなさいみたいな感じになって、運転手さんにも平謝りw

 

 

フロントにスーツケースを預けて、いざ!大阪ホールへ!!

タクシーで来た道を戻るだけだったので、今回は迷わず大阪メトロの駅に着いて、ちゃんと地下鉄にも乗れました笑

 

 

谷町四丁目で下車。

こっちかな?と歩き出した道がやっぱり間違えていてw、一度戻って別の道を歩いていたらすぐにNHK大阪が見えてきた。

めっちゃおっきい。しかもめっちゃ近代的で立派。

札幌のNHKとは雲泥の差。

 

 

ひょえー!と思いながら時計を見ると、物販まであと1時間くらいある。

うーん。そんなに早く並ぶこともないかなぁ。と思いながら周辺をうろうろしていたら。

遠くにお城が見える。

もしや!あれがかの有名な大阪城か!?

 

 

一瞬でテンションMAXになって大阪城目指して歩き出す。

 

 

 

公園の入り口からずんずん進んで行くと、お城がどんどん目の前に。

お堀を見て、大阪城の入り口へ。

 

写真撮りまくって動画撮りまくって、テンション最高潮になりながら大阪城の目の前まで着いたところで時計を見たら、13時。

そろそろ戻らないと物販始まっちゃうかなー。

 

 

天守閣入場は一旦保留にして、一度NHK前に戻る。

 

 

今度は入り口がわからないw w w

どこから入るんだろう?と思いながらうろうろしていたら、搬入口みたいなところに警備員さんがいる。

 

 

迷いに迷った末、恐る恐る聞いてみた。

NHKホールの入り口ってどこですか?

 

 

警備員さんが、めっちゃ親切に教えてくれた。

しかもめちゃくちゃわかりやすい。

そしてめちゃくちゃ関西弁。

 

 

うぉー!生の関西弁だー!!

と密かにテンション上がりながら、警備員さんにお礼を言って入口を探す。

 

 

 

めっちゃ近かったw w w

いやだから方向感覚…w w w

 

 

と自分で自分に苦笑しながら入ってみたら、めっちゃ並んでおる。

 

 

あれ、これ1時間前に来てもよかったな?とか思いながら列に並ぶ。

いちばん驚いたのが、整列のスタッフさんが全員スーツでシュッとしていること。

 

 

札幌のイベンターさんは、だいたいラフな私服でさ。

この人お客さんかな?スタッフさんでいいのかな?

と、迷うぐらいの格好なので、めっちゃ新鮮w

 

 

整列してしばらくして、物販開始。

エスカレーターで進む。

なんか田舎とは規模が違いすぎて戸惑うw

 

 

物販で無事アクキーとタグとステッカーパックゲット。その他のグッズはこれでもかと札幌で買ってあるので、今回はそれだけw

ほんとはステッカーパックも2セット持ってるけど、ちょっと貼りたいところができたので、もう1セット追加w

どんだけ買うねんw w

 

タグは配送遅延だとかで、住所氏名を記入して配送をお願いして。

物販終了したので、いざ、天守閣へ!

 

 

来た道をもう一度戻って、いよいよ天守閣。

 

 

中は、めっちゃ近代化されていて。

まさかのエレベーターで上に行くスタイル。

 

 

嘘だろwww

時代感覚ガン無視かよwww

 

 

とりあえず天守閣登って、景色眺めて、金のシャチホコの写真撮って。

 

 

一通り満足して戻ってきました。

帰りに1階の売店を覗いてみたら、普通のお土産屋さんでしたw w w

 

 

情緒もへったくれもあったもんじゃないw w w

とりあえず、家族へのお土産買って、さてどうするかな。と思ってはたと気づく。

 

 

いや待てこれからライブだっつーのになんでこんなお土産買ってんの私?笑

 

 

とりあえず開場時間が迫っていたので、『大阪城限定金のカステラ』持って開場待ちの列にならぶw w w

ちょっと恥ずかしいw w w

 

 

聞くとはなしに聞いていると、周囲の会話がみんな関西弁で。

なんかちょっと変な感じ。

 

 

こんなに違う土地に来ていると感じるライブも珍しいな。

とか思っていたら、ついに開場。

 

 

いつもの私だったら、どうせ全席指定だし開演までに着ければいいや。

となるところだけど。

まぁ迷子になるからっつーのもあるけど、待ち遠しくてワクワクが止まらなくて開場時間とほぼ同時に中に入ってしまった。

 

 

自分の席を見つけて座ってみたら。

めっちゃいい場所。

上手側とはいえ、ステージ全体がしっかり見渡せる。

 

 

大阪ホール、すごい見やすい。

 

 

と思ってたら、例の劇が始まっていた。

 

 

心地よいSEと、座り心地のいい椅子のおかげで、突然の睡魔。

めっちゃ眠くなるでもせっかく来たんだから、ちゃんと最初から最後まで楽しまないと!

と思いながら、気づいたら爆睡w w w

 

 

いや開場時間に席に座って爆睡とかw w w w

今思い返すとアホすぎて笑う。

 

 

結局、気づいたらほぼ開演時間w

 

 

ほぼ定時に客電が落ちて、歓声と共に黄色さんが登場。

わーって言ってみんなが後ろみてるけど、え?どこ?どこ??

とキョロキョロしてるうちに、わーっと黄色さんが目の前を駆け抜けていったw

 

 

あっ!?

と思った時にはすでに黄色さんはステージにいましたw w w

 

 

そんなこんなで、いよいよ。

ライブスタート。

 

 

 

秋山黄色 走光性の鳴り方 @ NHK大阪ホール 【本編】に続く。 

秋山黄色 『蛍』を聴いて思うこと。

さてさてさて。

大変、そりゃもうほんっっとーに大変ご無沙汰しております。

 

いやもうご無沙汰とかいって、多分ここもう誰も見てねーだろ的なやつですよねw

知ってます。でも、どーーーーしても書きたいことができてしまったので、ひっさしぶりにブログを開いております。

 

 

つい先日(と言ってももう結構経ってる)、秋山黄色さんが新曲を発売しまして。

これがまた、とんでもない名曲でして。

 

 

ものすごく久しぶりに。

 

 

この曲の感想が書きたい!!!!!

 

 

と、心の底から思ったのであります。

 

 

昔々に書いていたブログ(ここではないところで書いていたブログ)でも、CDの感想とか色々書いていたのですが。

正直、今だから言えるけれども最後の方はほぼ義務感みたいな、買ったCDの感想は「書かなかればいけないから」書く、みたいになっていたような気がします。

 

ぶっちゃけ、ご本人からコメントとかメッセとかくるし、読者の人に見てるよって言われるから書かないわけにいかないよな的なやつね。あれ、きっついんだよな。

(誰も見てないと思って結構なぶっちゃけ話書いてるw

 

少なくとも。

今、この「蛍」という曲について書きたい!と心から思った瞬間のような衝動というか、全身の血液が逆流するような、グラグラする興奮や情熱はなかったと、今ならわかります。

 

 

恐らく、そういう衝動で一気に書き上げた感想で私が覚えている最後の記憶は、リリィノートの最初で最後の北海道ライブの感想かなと思います。

(知らない人はスルーでいいです

知ってる人的には、えっらい昔やん!!っていうツッコミ入れたくなるぐらい昔の話ですw

それ以降全部義務感となると、まぁ色々あのー結構あれなんですがw

まぁいいや。あのブログはもう残ってないし、アーカイブもないし。

誰の音楽でどんな感想書いてたかなんて、当時の読者しか知らねーし多分当時の読者も覚えてねーから無問題!

 

 

そうやって。

しばらく「感想を書く」という作業から離れていたから、なおさらこの感覚が新鮮というか。

そしてブログを書かないことが当たり前になってしまった後に、ここまでの衝動が蘇るとは、ちょっと驚きかな。とも思います。

 

 

まぁ、そんなこんなで。

衝動と興奮と情熱だけで感想を書いてみようかな。と思い立ったわけです。

 

 

この蛍という曲が発表されるまでの経緯については、まぁなんと言いますか。

かいつまんで話をすると、

秋山黄色が逮捕される不起訴になる数ヶ月の活動休止期間を経るワンマンライブをやる蛍が発表される

 

ファンが知り得る事実はそれだけです。

 

そういう特殊な状況を経て発表された曲。

起こってしまった事と、ファンひとりひとりが抱えていた不安と心配、そういうものを加味して考えてしまうのは、本当はあれなんだけれども。

 

でも、その経緯がなければ、生まれなかった曲なんだろうな。と思います。

 

そして、私が今衝動だけで書き殴っているこの感想も、そういう経緯がなければ生まれなかったものだろうと思います。

 

感想というのは、私が感じた気持ちを書くことなので。レビューとは違います。

だから、そういう状況を考えずに聴いてもなんていう、どっかの雑誌に書いていそうな文章なんて私には書けません。

 

 

思いっきり主観です。

 

 

死ぬほど心配して、死ぬほど悩んで、死ぬほど不安と闘って、死ぬほど淋しい毎日を過ごして。

 

その先で出会った曲です。

その先で、受け取った想いです。

冷静になんて聴ける訳がない。

 

 

 

実際、初めて聴いた時は、泣きました。

そりゃもう号泣です。

 

 

この曲がファンに向けた想いであってもなくても。

そんなことはどうでもいい。

誰に向けた「ごめんね」でもいい。

 

 

わかりやすい言葉で、ストレートに響くその言葉の1つ1つが、確かな質量で心に降り積もる。

柔らかなメロディと演奏が、心配と不安で凍りついた心をゆっくりと溶かしていくような。そんな音楽でした。

 

 

一言で表すならば。

黎明、かな。

 

 

これから、何かが始まる夜明けの一歩手前みたいな。

暗い場所から、明るい場所へ。光が少しずつ差し込んでくるような。

そんなイメージの曲ですね。私的には。

 

ただ、楽曲のイメージはそうだけど。

私にとってのこの曲は、光そのものというか。

 

 

なんて言ったらいいのかな。

ずっと、暗いところで膝を抱えてたんだよね。あの時ね。

これから先、秋山黄色の音楽が聴けなくなったらどうしよう。って。

まだまだこれからじゃん。って。悲しくて怖くてしょうがなかった。

 

 

端的に言えば、エルレの活動休止発表の朝みたいな。

絶望で目の前が真っ暗になるアレです。

あの真っ暗な毎日がまた始まるのかー。っていう。

 

 

それがさ、ワンマンライブを観れて、札幌のイベントまで来てくれて。

さらには、ライジングの出演まで決定して。

(今なんてツアーが楽しみで毎日ワクワクしてるw

 

 

びっくりするほど明るい場所に連れ出してもらった感じがしていて。

音楽ひとつに大げさな、って思われるかもしれないけども。

音楽好きな人だったらわかると思うのですが。

 

 

自分の好きな音楽からもらうパワーって、とてつもないじゃないですか。

 

 

嫌なことも乗り越えられるし、難しい局面や仕事も頑張ろうってエネルギーにもなる。

自分が正しいと思えることを守るために闘う力にもなる。

それが失われるかもしれないっていう恐怖から解放されて、これからも続いていくんだっていう、確信?みたいなものをもらったんですよ。蛍を聴いた時に。

 

 

 

そうやって受け取ったあれこれとか。

この曲を聴いて思ったこと、この曲を聴くまでにファンの人や黄色さんご本人について思ったこと。

(それについては今まで散々Twitterにツイートしてきたので省略

 

そういうの、全部が蛍って曲の感想というか、この曲への想いに繋がってるんです。私の中で。だから、すぅごい宝物みたいな曲になっちゃってるんですよね。

 

 

ただ、そういうなんていうか特殊な状況というか、そういうのだけで宝物になっている訳ではなくて。

蛍の歌詞の中でね、すぅごいグサグサと心臓に杭を打たれたように刺さってきた言葉があって。

 

 

正しく居たいって思うのがもう心に影を落とす

 

 

っていう歌詞、あるじゃないですか。

あれがね、もう自分の現実にリンクしすぎて心臓痛くなるぐらい刺さったんですよね。

 

 

今、正しいことをしようとするといろんな弊害が襲ってくる場所にいて。

不正と隠蔽とごまかしが当たり前の現実に身を置いていて。

 

正直、ここまで酷い不誠実な世界に足を踏み入れたことがなかったから。

自分の倫理観が歪んでいくのがわかるのね。心がどんどんその歪みに耐えられなくなっていくのがわかるの。

そういう世界で、1人で戦っている気になっていたのね。

世の中の言う正しさの意味がわからなくて、それでも自分の中の正義を守りたくて。

でも、そういうのって独りよがりだったり、周囲からは孤立していったりするのね。

 

 

それで心はどんどん暗く疲弊していく、みたいな。

 

 

まぁ蛍の歌詞がそういうことを歌っているのかどうかは知らないけれども。

ただ、その歌詞の一節が、そういう正しさと心のバランスみたいなものに折り合いをつけられなくてもがいていた自分に、光をくれたんだよね。

 

 

正しく居たいと思っているのは自分だけじゃないんだって。

そして、正しく居たいと思うことで心に暗い影を見つけてしまうのも自分だけじゃなかったのかもしれないって。

当たり前だけど。みんな普通に、自分の中の正しいことをしたいに決まってるんだけど。

本当に疲れてくると、そんな簡単なこともわからなくなってくるんだよ笑

 

 

で、その「自分だけじゃない」って思えたことがほんと私の中では大きくて。

だから、私にとって蛍は、光そのものなのだと。

結構、Threadsとかでも私にとって蛍は光そのもので、みたいなことを何度か書いていたのですが。

なんでそうなのかとか、短い文章では書ききれないぐらい、大きな光をくれた曲でして。

 

 

だから、その「光」の意味を、ブログに書きたいって思ったのかもしれないです。

 

 

この蛍って曲が、今の私の大きなエネルギーになってくれているのですよ。

蛍を聴いたから、不誠実なこの世界から本気で抜け出す覚悟ができたのですよ。

だから、私にとってこの蛍っていう曲は、宝物なのです。

 

 

 

超個人的な主観で書いた感想だからしょうがないんだけど。

書き終わった今、これ、ネットにあげる必要あるかな?と、思わないでもない笑

 

 

まぁでも、自分が感じたことの軌跡というか。

そういうのを残したいと思ったのが久しぶりなので。

まぁまぁ小っ恥ずかしいこと書いてるけど残しておきます笑

MW07 PLUSのリセット方法について。

大変にご無沙汰をしております。

うにょうにょでございます。

あまりに久しぶりすぎて自分がうにょうにょだったことすら忘れかけてました笑

 

この前、コメントでリセット方法がわからないというお問い合わせを頂いたのですが。

前に完実電気さんからメールを頂いたことがあったので、コピペしようと思ったら文字数足りなくて何回やってもコメントの返信ができない。

もうめんどくさいから記事にしちゃお!!!

ってことで記事を書いてます笑

 

片方しか音が出ない、近接センサーが敏感すぎてすぐ音が止まっちゃう、などなど、問い合わせるほどじゃないけどリセットしたいけどうまくできなーい!!

って方はご参考になさってください。

 

以下、完実電気さんから頂いたメールのコピペです。

 

 

MW07 PLUS には、添付ファイルのとおり、
「近接センサー」と呼ばれる機能がございます。
 
この機能は、音楽再生中にイヤホンを耳から外すと自動で音楽が停止し、再度耳に装着すると音楽が再生される動作を行います。
 
仮にイヤーフィンがこのセンサーの上に覆いかぶさっていると、何等かの誤作動を起こす可能性もございます。
イヤーフィンの取り付けが正常にできている状態であれば、製品の何等かの不具合が考えられます。
 
すでにお試しかとは存じますが、問題切り分けのために下記の方法をお試しいただけますでしょうか。
 
【MW07 PLUSのリセット方法】
 
Bluetooth機器の設定画面に
「MW07 PLUS R」又は「MW07 PLUS L」がすでに登録されている場合は、両方を解除(削除)していただき、Bluetoothはオフにします。
 
②右側のマルチファンクションボタンと、左側のVOL+ボタン(耳に取り付けた時に前の方のボタン)を同時に6回素早く押していただき、6回目に押したままにしていただきます。
 ※「Factory reset」と音声が流れましたらリセット成功です。
 
③リセットが完了しましたら、しばらく左右のイヤホンを近くに寄せていただき、LEDランプが左右ほぼ同時に光るまでお待ちいただきます。
※同時に光る状態になれば、左右からほぼ同時に同じ効果音が流れます。
 
④ ③の状態になりましたら、Bluetooth機器の設定画面よりBleutoothをオンにします。
Bluetooth機器の設定画面にイヤホンの片方のみが表示されたら、「MW07 PLUS R(又はL)」を選択します。
※RもLも同時に表示される場合は左右の同期が出来ていない可能性があります。
一旦充電ケースにイヤホンをしまって蓋を閉めてから、再度イヤホンを取り出し、右側のマルチファンクションボタンを5秒間程度押します。
左右のイヤホンを近くに寄せて、ランプが同時に光るまでしばらくお待ち下さい。
 
⑤接続機器によっては、接続機器の画面に「Bluetoothペアリングの要求」等が表示され、「Headset」または「MW07 PLUS L/またはR」の接続確認が表示されますので、接続します。
 ※接続機器によっては、表示されないものもございます。
 
「MW07 PLUS R」を初めに接続した場合、
「MW07 PLUS R」は"接続済み"となり、「MW07 PLUS L」は"未接続"となります。

 

 

以上がMW07シリーズのリセット方法です。

ぶっちゃけ、なんでこんなめんどくさい感じにしちゃったんだよ!!!って言いたくなるんですけども笑

こんなん説明されなきゃリセットできんわ!!

 

というわけで、MW07 PLUSのリセットがうまくいかない人はお試しあれー!

MASTER & DYNAMIC 完全ワイヤレスイヤホン MW08の発売が発表になったのでMW07 Plusと比較してみた。

どうも。またしてもお久しぶりのブログです。

さて、本日朝起きたら、MasterDynamicMD)から新作イヤホンが発表されてました。

フォロワーさんからもリプを頂いて、レビューサイトなども教えて頂きました。

(ありがとう!)

今日は、その辺の話をしようと思います。

 

 

MasterDynamicといえば、以前からMW07 Plusのレビュー書いたりと、ブログでもご紹介している、私が大好きなブランドです。

 

 

hal-3261.hatenablog.com

 

有名なところと色々コラボ製品を出していますね。

日本で発売されているのは、ルイ・ヴィトンランボルギーニです。

どちらも若干割高です。(ルイ・ヴィトンは若干なんてもんじゃないw

 

 

とにかく筐体の美しさ、ケースの高級感だけでお腹いっぱいになるデザインと、有線イヤホンに勝るとも劣らない音質、使っても使っても減らないバッテリー性能など、どこを取ってもお値段以上のスペックです。

あ、唯一、ノイズキャンセリング性能はそうでもないみたいですよ。

私は使わないから関係ないですけど。笑

 

 

 

そんなハイスペック完全ワイヤレスイヤホンの後継機。

しかも、今回はPlusとかではなく、完全なる進化系。

どんな製品になっているのか、自然に期待は高まりますね。

 

 

 

日本での発売は不明ですが、アメリカではすでにレビューもチラホラ出ているようです。

ということで、海外レビューで分かった情報(意訳MAXですがw)を現在の機種と比べてみます。

 

 

まず、いちばん大きな違いは。

今回からアプリがリリースになるっぽい!!!!!

 

日本語版が出るのかどうかは不明ですが。

これは最大の進化ですね。

 

 

β版ではイコライザーはついてないっぽい(アプリの意味…w

バッテリー確認とノイキャン・アンビエントの調節ができるらしい。

 

 

まぁ私は、別にイコライザーとかは必要ないんだけど。

MW07 Plusの時にリリースして、近接センサーのオンオフくらいはできるようにして欲しかったよ

 

 

てか、今回近接センサーは付いてるのかなぁ。どこを見ても記載がないんだけど。

あの機能こそ不要なので、わたし的にはない方がいいんだけど。

 

 

 

 

次に、アセテート素材ではなくなりました。

これは悲しいし残念。

MDのイヤホンの何が魅力かって、その高級感とデザイン性なんですよ。

 

アセテートではなく、その筐体はセラミックに変更されているようですね。

正直、写真だけでは見た目 MW07 Go  MW07 Plusの廉価版イヤホン)とあまり変わりません。笑

 

 

 

その代わりと言ってはなんですが、今回からAACコーデックに対応するみたいですよ。

iPhoneでサブスク聴いてるって人には朗報なんですかね?

ぶっちゃけSBCでも大差ありませんけど

 

 

ただ、AACに対応していないっていうだけで、iPhoneユーザーからは敬遠されていたので、これでiPhoneユーザーも取り込めるんでしょうね。

マーケティング的には正解だと思います。

 

 

 

ただ見た目がなぁ(しつこい)

 

 

 

あとは、防水。

IPX5ですってよ。まぁこれは及第点というか、本来はIPX4で十分と思っている派なので。

ついていればいいです。

 

 

ノイキャン性能とアンビエント性能が結構向上したらしい。

先に書いたアプリで強さも調節できるっぽい。

 

 

音質は聴いてみないとわからないから、なんともいえないけれど。

ベリリウムコーティングで11mmドライバーらしいので、今回もバランスよく綺麗に鳴らすのではないでしょうか。

ドライバー径が1ミリ大きくなっているので、もしかしたら迫力が増しているかも?

 

 

ただ、MW07 Plusの時って、コーティングじゃなくてカスタムベリリウムドライバーじゃなかったっけ?

だとしたら、これもダウングレードか?

(レビューによってコーティングと記載のあるものとないものが混在しているので真偽不明です)

 

 

その他で向上したのは、バッテリー性能ですね。

イヤホン単体で12時間にアップ。

ケース込みで42時間。

つまりイヤホン単体のバッテリー性能がアップ。

その上本体を小型化したらしい。

これは良い進化ですね。

 

 

MW07 plusのときから、バッテリー性能はとてつもなくよかったので、これはかなり期待できそう。

 

 

でもイヤーフィンが付いてないとかっていうレビュー見かけたんだけどまじ?

だとしたら、諸々ダウングレードしすぎていてちょっと購入意欲がそがれますなぁ。

 

 

ていうか、あのイヤーフィンが安定した装着感のキモだと思ってたんだけど。

あれをなくしてどうすんだって思うけど。

 

 

改悪とまでは言わないけど、お値段据え置きで、諸々ダウングレードの可能性あり。

単純にノイキャンとAACにこだわるiPhoneユーザーのために発売しただけじゃね?っていう印象がぬぐえない。

 

 

あと1万〜1.5万くらい高くてもいいから、MW07 Plusのすばらしいデザイン&性能、に対してのプラスアルファが欲しかったですね。

 

 

わたし的に、現在わかっている情報だけでは、購入は保留ですね。

 

 

 

むしろ、MW07 Plusが価格改定で値下げする情報もあるので、MW07 Plusの色違いがほしい!!笑

 

 

ちなみに、MW07 Plusは現在のところ、ヨドバシと楽天ビックカメラ35000円台まで値下げされてますよー。

Amazonはカラーによってお値段が違います。

ティールブルーだと32000円くらいで買えちゃう!おすすめ!!

 

 

 

 

 

最後に。

MW08の詳細について、参考にした海外サイトは下記です。

えっと私の英語力だと、なんか勘違いしている可能性もあるので、正確な情報は国内発売まで待ちましょうね!

 

 

 

www.engadget.com

 

 

 

www.pcmag.com

 

 

アメリカでの発売は330日っぽいですね。

日本はいつかなー。ゴールデンウイーク前くらいかなー。

いずれにしても、今後日本発売がいつになるのか期待MAXで待ってます!笑

【2000円以下でリケーブル可能】 低音好きにおすすめ KBEAR KS1の使用レビュー。

久しぶりのブログです。

本日は、低価格帯の中国製イヤホン、 KBEAR Ks1 という有線イヤホンについてのレビューです。

なんと、今回はうにょブログ初の無償提供イヤホンでございます。

まぁ無償だからって忖度するほど空気読める子ではないのでw

いつものように、良いと思うところと、ここはちょっとだめかなぁってところをお伝えします。

 

 

今回、TwitterEasy  earphones様(@hulang9078) より DMを頂きまして。

レビューを条件に香港から送っていただきました。

 

こちらのイヤホン、もちろん日本でも購入可能です。

Amazon2000円以下で購入できます。

 

 

 

 

 

まずは、梱包はかなり簡易的です。

まぁ2000円でお釣りがくるイヤホンですから。

そこに高級感を求めるのは違いますよね。

必要最低限のパッケージです。

 

 

 

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イヤホンの本体は、プラスチックでできてますね。

でもそこまで安っぽい作りではありません。

インナーイヤーモニターっぽい見た目で、耳の形にもよりますが、しっかりフィットする感じです。

 

 

 

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ケーブルも、見た目細いですが、柔らかくて取り回しが良いです。

Shureがけするタイプで、耳にフィットするようにくせ付けもしてあります。

おかげでかなり装着感がいいし、タッチノイズも気になるほどではありませんね。

 

 

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全体的に、2000円には見えませんね。

だからといって高級感があるわけでもないですがw

 

 

 

ただこのイヤホン、2000円しないのに、IEM 2Pinのリケーブル可能タイプなんです。

断線しても変えられるし、バランスケーブルに交換すれば、バランス接続も可能です。

自分の好みのケーブルに交換すると、それなりにちゃんとした音を出します。

 

 

 

コスパという言葉はあまり好きではありませんが)は良いと思います。

 

 

・イヤホンにお金はかけたくないけど、それなりの音質で聴きたい人。

 

・リケーブルに興味あるけど、本当に音が変わるのかわかんない割にお金かかるし、失敗したら嫌だなと思って手が出せない人。

 

・昨今の完全ワイヤレスイヤホンブームで、安くて良い有線イヤホンがあまり出てこなくて困ってる人。

 

 

そんな皆さまにオススメです。

 

 

 

では、まずは公式の製品情報をご紹介しますね。

 

 

10mm複合磁気ダイナミックドライバー】

弊社は最近たくさんオーディオマニアから意見を受け取り、重低音の魅力を感じさせたいという要求があります。周知による、ダイナミックドライバーは低音域の音により良い解析度を持ちます。

 

KBEAR KS1イヤホンは、ダイナミックドライバーをたったの「1基」だけ搭載させた非常にシンプルな設計を持ちますが、この1基のDD型ドライバーで「低域、中域、高域」全ての周波数帯域を再生され、非常に自然な周波数特性を作り出すことが可能となります。

 

イヤモニKBEAR KS1 は全域に正確に調整されたダイナミックドライバーを採用することで、正確さと滑らかさの間の素晴らしく美しい調和を生み出します。

 

【本来の性能を発揮するにはエージングが必要です】

100200時間のエージング(慣らし運転)することで、購入当初とは別次元の、驚くべき音質に進化します。 音域はより広くなり、低音・高音の伸びもよくなります。帯域のバランスもフラットになり、ボーカルの定位感・距離感の表現も見事です。 音場も広がり、更なる臨場感を感じられるようになります。

 

 

 

 

100200時間ZX300並みのエージングが必要らしいです。

というわけで、私も現在、絶賛エージング中ですw

なので、もしかしたらまだまだこのイヤホンは、本領発揮していないかもしれません。

 

 

 

 

以上を踏まえて、ファーストインプレッションということで、以下聴いてみた感想など。

 

 

 

低域

 

重低音バリバリです。

初めて聴いたときは、あまりの低音の強さに、うわーと声が出たくらい強かったです。

しかも結構ボワボワしてぼやけた感じの低音。

私の好きな締まった低音とは無縁でした。

 

 

ぶっちゃけ、えーこれどうやってレビューすればいいのって頭を抱えました。笑

 

 

まる2日鳴らしっぱなしにして放っておいたら、低音は落ち着いてきて、少し聴きやすくなりました。

ボワボワした感じも少しおさまってきたので、エージング100時間は言い過ぎだろと思ってましたが、それくらい必要なのかもしれません。

 

 

それでもかなり低音は強いです。

低音の締まりやアタック感も、正直足りません。

 

 

ShureとかAKGとかに慣れている人は、おそらく受け付けない感じの低音です。笑

ゼンハイザー が好きな人なら、まぁ許容範囲かな。

 

 

あと日本の同価格帯イヤホン、Co−Donguriとかを使っている人も、ちょっとこの低域はあまり好みではないかもしれませんね。

 

 

でも、SONYの低音が好きな人にはめちゃくちゃオススメです!!!笑

 

 

中域

 

低域がドンドンとうるさい割には、潰されることなく聴けます。

しかもそれなりの解像度。

この価格帯でこれだけ質の良い中域を聴ければ、全然アリです。

 

 

作られた音っていう感じもしないし、結構自然ですね。

重低音に負けずに綺麗に聴けます。

このバランスは、馴れたらクセになるヤツですね。笑

 

 

この濃厚な中低域に耳が馴れてしまったら、フラットなイヤホンに戻れなくなる可能性もあるので、あとは自己判断で。

 

 

 

高域

 

 

問題は高音ですね。

ちゃんと中低域に負けずに聴けるし、それなりにクリアです。

ただ、なんか頭打ちされてる感がありますねぇ。

その分、サ行の刺さりとか、シンバルのシャリつきとかは一切ないです。

 

 

ただ、篭っているというほどではないけれど、若干一枚ベールに包まれてるような不透明さが残ります。

 

 

まぁ比較対象が、Fender  TEN 3とか、HS1300SSとか、3万円以上の機種なので。

2000円未満のイヤホンということを考えれば、とんでもなく質の良い高音なのかもしれないな。とも思います。

 

 

少なくとも、SONYとかオーテクの同価格帯イヤホンよりは、はるかに綺麗な高音が出ています。それは間違いない。

 

 

でも、ピアノの綺麗な高音を聴きたい人は、このイヤホンじゃないと思う。

 

 

 

 

解像度

 

 

解像度は価格以上です。

細かいところまで聴けます。

 

 

音が潰れてるなぁ。とは思わないです。

しかも、ムリヤリ感がなくて、自然に聴けるんですよね。

いつも聴いている細かい音を聴くぞ!と思って音に集中しなくても、自然にちゃんと分離した状態で音が入ってくる。

 

 

だからといってつながりが悪いとかではないです。

自然な分離感。

 

 

 

 

 

一般的に言う、ドンシャリではないです。

ドンドンですね。

バランス型なのに何故か低音だけめっちゃ強めにしちゃった的な。笑

 

 

だからといって、バランスが悪く破綻しているとかいうことも全くない。

むしろ、楽しく聴けるリスニングイヤホンとして有能だと思います。

 

 

 

2000円でリケーブルできて、この音質だったら大満足。

 

 

 

低価格帯の中国製イヤホン、私はお金を出してまで買おうと考えたことがなかったのですが。

今回レビューの機会をいただいて、中国ブランドのイヤホンへの興味が高まりました。

ちょっと色々試したくなってきた。笑

 

 

 

それくらい、出来がいいです。

同じ金額を日本のメーカーに払うなら、断然このイヤホンをオススメしますね。私は。

 

 

 

というわけで。

冒頭でも書きましたが。

 

 

イヤホンにお金はかけたくないけど、それなりの音質で聴きたい人。

 

リケーブルに興味あるけど、本当に音が変わるのかわかんない割にお金かかるし、失敗したら嫌だなと思って手が出せない人。

 

昨今の完全ワイヤレスイヤホンブームで、安くて良い有線イヤホンがあまり出てこなくて困ってる人。

 

 

そんな皆さまにオススメです。

 

 

 

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