Wirelessノイズキャンセリングヘッドホン3選
またしてもお久しぶりのブログ。
気を抜くと時間はあっという間に過ぎてしまいますね。
ところでわたくし、新しいヘッドホンを購入致しまして!!!
今話題のSHUREのAONIC50でございます!!!これめっちゃ良いよ〜!!満足感半端ない!!!
気づけば、我が家には同価格帯のヘッドホンが3機種も揃ってしまいました。
どれか1つに絞ろうか…とか思っても選べないくらい、お気に入りのヘッドホンたちです。
というわけで、今日は、AONIC50の紹介も兼ねて、我が家にある同価格帯ノイキャンワイヤレスヘッドホン3機種をご紹介いたします!!!
紹介機種
1. SENNHEISER MOMENTUM 3 Wireless
2. DALI IO-6
3. SHURE AONIC 50
SENNHEISER MOMENTUM 3 Wireless
(価格46,000円前後)
スペック:
ドライバー口径42mm / Bluetooth 5.0、/ SBC, AAC, aptX, aptX LL, / USB TypeC / 本体305g / 専用アプリ有り
音質
ロックを楽しく聴くのに最適。
低音は若干多め。中高音も綺麗に表現されている。低中高の繋がりの自然さと全体の分離感、解像度のバランスが絶妙。ここらへんはさすがだなぁと思う。
音楽を音の集合体としてではなく、しっかり音楽として表現することに1番力を入れている気がする。
ベース・バスドラの音を主に聴きたい時に使うことが多い。
低音強調はあれど、リスニングという観点でのバランスは最強。
モニターライクな音が好きな人には向かない。
音場
広め。
定位もしっかりしているし、空間表現も適度に心地良い。
接続性
最強。一度ペアリングした後、次の接続からは秒で完了する。
外でも途切れはほぼない。2階の自室からドアを閉めて1階に降りても接続が途切れない。
音楽もちゃんと再生される。最強(2回目)
これは感じ方に個人差があるので、あくまでも私個人の感覚だけれど、必要十分。
車の騒音などは音楽を聴いていたらほぼ感じない。
人の声(アナウンス)などは音楽を聴いていても若干入ってくる時がある。
最大にすると強めの低音がさらに強調される。(若干篭りも発生)
私個人としては、最大よりは風切音カットが1番しっくりくる(ただしノイキャンは弱くなる)
アンビエント(外音取り込み)
音を停止した状態でオンにすると、ヘッドホンを外したかのような自然さで音が入ってくる。かなり有能。
音楽を聴いていると、若干外音が弱く感じる。
通話機能・Siriなどは使用していないので無評価。
向いているジャンル
ロック・ジャズ・EDMなど。
アニソンも結構いけるかも。
その他のアドバンテージ
開いたら自動で電源オン&ペアリング、折り畳んだら自動で電源オフ。
これは本当に便利で、電源の切り忘れがない。楽ちん。
あとは、所有欲が満たされる高級感。
やっぱり本革のイヤーパッドは肌触りがいいです。
ただ、ビーガンの方には向きませんね(当たり前)
ちょっとダメなところ
ケースが大きい。厚い。さらに防御力低い。お洒落だけど機能性皆無で、なんでこんな形にした?って思うし、横のチャック開閉部分がセミハードですらないので無防備だし、毎回開閉し難い。
DALI IOー6(価格50,000円前後)
スペック:
ドライバー口径 50mm / Bluetooth 5.0 / SBC, AAC, aptX, aptX HD / USB TypeC / 本体325g / 専用アプリ無し
音質
MOMETUM3に比べて、かなり繊細な音。解像度も高い。
低音は弱め。ただし、しっかりと音楽の土台を支える低音の深みはあるので、十分と感じる。
高音の響きは透明感があり、伸びも素晴らしい。
特にピアノの透明さと伸びは最高。
弦の音もとてもリアルに表現されていて、艶もある。
音場
空間表現が秀逸で、とても広く感じる。
奥行きがあり、立体的。
楽器がどこで鳴っているのかしっかりと分かるので、まるでホールで聴いているような感覚になる時がある。
さすがスピーカーブランドといったところ。
接続性
良い。ペアリングも簡単で一瞬、その後の再接続もかなりスムーズで、電源を入れて耳に装着するぐらいの絶妙なタイミングで機器との接続が完了する。
接続距離は、MOMENTUM3に劣る。
自室のドアを閉めて、少し離れると若干途切れが生じる時がある。
ただ、気になるほどではないので、問題なし。
MOMENTUM3と同様、外ではほぼ途切れない。
パッドの遮音性が凄いので、そもそもノイズキャンセルはあまり必要ないんだけど、オンにするとさらに凄い。
右側のパッドについているボタンを押す回数でノイズキャンセル、透過オプション(外音取り込み)、オフの切り替えができる。
このボタンがわかりやすい位置に独立しているので、結構簡単で便利。
透過オプション(アンビエント・外音取り込み)
それなり。
パッドの遮音性のせいか、オンにしても聞こえはあまり良くないw
でも聞こえ方は自然だし、音楽を停止すれば普通に聞き取れる。
音楽をかけていると、小音でもあまり聞こえないw
通話機能・Siriなどは使用していないので無評価。
向いているジャンル
(絶対的に)ピアノインスト、クラシック、ジャズ、(ポップよりの)ギターロック。
※EDMやアニソン、コア系のロックには向かない。
その他のアドバンテージ
電源をオンにした時に、バッテリー残量をアナウンスしてくれるのがとても便利。
これに慣れてしまうと、他のヘッドホンをオンにした時に残量がわからないのがめっちゃ不安になるw
ヘッドバンドの調節が油圧式なので、ピッタリサイズで装着できるのもポイント高い。
側圧は強めだけど、油圧式のおかげで自分の1番楽ちんポイントでしっかり調節できるので装着感が良くなることで重量感が抑えられる。
ちょっとダメなところ
電源が自動でオフにならないところ。MOMENTUMの折り畳んだら自動でオフに慣れてしまっているので、よく電源を切るのを忘れる(笑)
ただこれは、完全に私の不注意なので、このヘッドホンのネガティブ要素ではありませんw
SHURE AONIC50(価格48,000円前後)
スペック: ドライバー口径50mm / Bluetooth5.0 / SBC, AAC, aptX,aptX HD,aptX LL,LDAC / USB TypeC(ハイレゾ入力対応)/ 本体334g / 専用アプリ有り
音質
一言で言うと、モニターライク。全ての音が自然。
そして、音源の録音環境にかなり左右される。逆に言えば原音忠実ってやつなのかもしれないけど。
録音環境が悪い音源だと、そこまで素直に鳴らさなくていいよ…って思うこともあるw
それはこのヘッドホンのせいじゃなく、もっとちゃんとした音源作れよって話なんですが←
音が自然なので、低音が強調されることもなく、高音が必要以上にキンキンになることもなく、ボーカルだけが強調されることもなく。とにかくフラット。
その分、音源の粗が聴き取りやすくなってしまうのかもしれないね。
解像度がとても高い。コーラスのそれぞれの音階はもちろんのこと、声質の違いまで聴き分けられるぐらい凄い。ギターの耳コピに最適w
あと、低音増し増しの音が好きな人は、物足りないと感じてしまうかもしれない。
音場
広め。今比較中のヘッドホン3機種の中では中くらいかな。
DALI>>>SHURE>SENNHEISER といったところでしょうか。
ただ、DALI並みとまではいかないけど、奥行きはまぁまぁあるので、空間表現は結構いいです。
あと、音に包まれてる感じもちゃんとあります。
接続性
良い。MOMENTUM3ほどではないけれど、ペアリングもスムーズ。
マルチポイントでの接続も、ほぼ同時に2機ペアリング完了する。
私は、ZX300とのLDAC接続がメインなんだけど、LDACのくせに接続が早くてびっくりした。…いや、ソニー規格だけに、ものすごく接続が悪くて遅そうなイメージしかなかったのでw でも、これは意外によかった。
iPhoneとの接続はまぁ…相手はiPhoneなので。間違いないです。速いし確実だし途切れないし。
接続距離はこの3機の中では1番短い。自室を出てドアを閉めて数歩離れただけで途切れ始めた。
コロナの影響で、外での実機テストは行っておりません。よって、外出時の接続性は未知数。会社に出社するようになったら外での接続も試してみたい。
自宅の室内でしか試していないので、なんとも言えないけど。
ノイズキャンセルは2段階あって、ノーマルと最大が選べる。
パッドの遮音性もまぁまぁあるので、私はノーマルで十分。
ノーマルでノイキャンをオンにしても、ほぼ音質への影響はなかったのが1番驚いた。
普通、ノイキャンをオンにすると篭ったり低音が強くなったり、音質が明らかに落ちたりするんだけど。騒音をカットしつつ音質変わらないって結構凄い。
ただ、最大にすると、室内での使用だとノイジーな音になる感じがしてどうも好きじゃないかな。
アンビエント(外音取り込み)
びっくりするほど有能。入ってくる音が超自然。まるでヘッドホンを外したかのような自然さ&音量。音楽を聴いたままでもそれなりに聴き取れるし、これはかなり使える。この3機種の中ではダントツ。
通話機能は使用していないので無評価。
その他のアドバンテージ
コーデック全部入り&ハイレゾ入力対応&高速充電&ロングライフっていう、現在求められいる機能を全て網羅した、超ハイスペックヘッドホンっていうところですよね。まずは。
さらに価格に見合った音質、接続性、ノイズキャンセル性能、アンビエント性能、どれをとっても今のところ不満が見つからない。
しかも、この3機種の中では1番重量があるにもかかわらず、装着感が最高すぎて1番軽く感じるっていう。
さらに高級感、粋なロゴの配置、デザイン性のあるカラバリ。全てが私のストライクゾーンど真ん中でした。所有欲を満たして、さらに使用後の満足感も高い。
ベタ褒めだけど、別にSHUREのステマじゃないからね!(笑)
ちょっとダメなところ
恐らく手に取った人全てが感じたであろうケースのデカさw
Twitterで大きさを質問されたので測ってみたら、直径25cm、厚み6cmありましたwww
さらに、今日リュックに入れてみたけど、幅がギリでした。これ、相当大きなカバンで外出する人じゃないと持ち歩けない…と思うw
あと、機能的なところでもちょっとダメなところがあって。
マルチポイントで接続した後に、ZX300で音楽を聴きながらスマホ側でゲームアプリを開くと、めっちゃ途切れるw
え、音楽聴きながらゲームしちゃダメなの??ってなるw
まぁこれは、コーデックとか機器ごとの相性とかもあるので、なんとも言えないんだけど。
以上が、我が家のメイン3機種の特徴と使用感レビューです。
3機種のガチの比較をしようかとも思ったけど、それは完全に個人の感想になるし、どれも気に入っていて甲乙つけがたいので、今回は特徴レビューだけにします。
なお、上記は全て私の個人的な感想です。
音質の好みやノイズキャンセルの好みには個人差があるので、これらの感想はあくまでも参考程度に斜め読みしておいてください(笑)