うにょうにょ音楽生活

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好きな音楽やお気に入りのイヤホンヘッドホンについて

ag  TWS04K   購入レビュー

今日は先日に引き続き、我が家の音響機器についての話。

先日はヘッドホン聴き比べの記事でしたが、今日は、今巷で大人気の完全ワイヤレスイヤホンの話です。

ヘッドホンの時は3機種を一つの記事にしたため、物凄い文字数になってしまったので、ワイヤレスイヤホンは1つずつ書こうと思います。

実は、ヘッドホンの時は書きたいこと全部書ききれなかったんだよね。無念。

 

 

というわけで、まずは51日に発売になった新機種、agTWS04Kをご紹介します。

このagというブランドは、有名ブランドのfinalさんが監修しているので、イヤホンが好きな人の間では結構人気のあるブランドですね。

 

5千円くらいのエントリーモデルからこのハイエンドのTWS04Kまで、どちらかというとお手頃価格で入手できるブランドです。

ハイエンドで15800円てのは、イヤホンブランドとしてはお安めですよね。

しかもfinalが監修。そりゃ売れますがな。

 

初代のTWS01Kから、1年経たないくらいで後継機が出たのも、ちょっとびっくりでしたが。

01Kはすぐ売り切れになって予定販売数終了になったらしいですね。

 

 

それもそのはず。

こちらのイヤホン、完全ワイヤレスにしては比較的安価にも関わらず、めっちゃ音いいし使い勝手もいいし有能なのですよ。

私もTWS01Kを持っていたのですが、私の場合は、ケースにベタベタ指紋がつく感じとか、低価格帯にありがちな低音のボワつきなどがどうしても許せなくて、早々に手放していたのですが。

 

今回、前作で結構言われいたそのへんの難点弱点を全て改善した状態での発売となりました。

 

まずは外観いってみよう。はいドン!

 

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外観ー1

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外観ー2


まずケースの革シボ風加工が指紋をつき難くしてくれています。

高級感というほどではないけれど、ただのプラスチックケースよりは全然いいです。

1万円超えの製品なんだから、これぐらいはね!必要だよね!

しかもこちらのケース、モバイルバッテリーとしても使えるくらい容量大きいのです!!

なんと180時間ですよ!!180時間!!!

24時間フルで使いまくったとして、何日充電しなくていいんだろ?w

 

 

次に、同梱内容はこちら。はいどーん。

 

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同梱内容

これはまぁ普通。と、言いたいところですが!!

今回、このイヤーピースが特筆すべきものなのですよ!!

これ、final Type E なんだけど、ワイヤレスイヤホン用に新たに開発されたイヤーピースで、傘が普通のType Eよりも短いんですよねー。

しかも、サイズも豊富に同梱されている上に、5月現在、別売りはされておりません。

今後、別売り予定らしいけど。

確かどこかで7月以降と見たような。…見ていないような

 

 

からの、ケースを開くと、イヤホンが!

これはまぁ普通。至って普通。

小振りなので、耳の小さい人でも大丈夫かなと。その程度ですかね。

 

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ケース中身

で、ここでまたケースの話なんですけども。

普通、完全ワイヤレスイヤホンの充電ケースって、イヤーピースのLサイズを装着しただけで蓋が閉まらなくなったりとかあるのですが。

このTWS04Kのケースは、イヤホンを収める部分が深くできているので、なんとダブルフランジをつけても余裕で収納できて充電にも影響なし!!

これはかなりポイントの高い要素です。

 

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ダブルフランジ

 

 

さて、外観の話はこれくらいにして。

いよいよ音質&使用感のお話。

 

音質。

箱出し直後の音質は、若干篭りというか、幕が張ったようにちょっとぼやけた音像だったのですが。

しばらく鳴らしてみたら(大体10時間を超えたくらいから)、音がはっきりしだして、低音も締まってきました。

低音のボワつきが抑えられたためか、中高音がクリアになってきて、とても聴きやすくなりましたね。

 

全体的には、フラットです。

初代(TWS01K)より、低音が少し控えめです。初代のようなボワつきはあまり感じません。

ヘッドホンとか、MW07plusとかと比べたらアレですけどw

でも15000円前後の価格で、これだけクリアで質の良い低音が出ていれば、かなり有能だと思います。

完全ワイヤレスイヤホンって、どうしても低音が強調されがちなんですけど。

これは全くそういうことはなく、だからと言って低音が物足りないわけでもないし、高音が刺さることもない。

絶妙なバランスと言えますね。さすがはfinal監修なだけあるなと思います。

ただ、無理やり難癖をつけるとすれば(そんなことしなくてよくない?w)、曲によっては、若干ボーカルが遠い気がする時もあります。

私的には、気になるほどではないですが。

 

 

遮音性。

この機種にはノイズキャンセリング機能はないのですが、遮音性は十分ですね。

外を歩いていても、音楽を聴いていれば車の走行音などはほぼ気になりません。

音量を上げなくても、室内と同じくらいの音量で全然いけます。これもポイント高いですね。

耳の奥にググッと押し込まなくても、それなりに遮音してくれます。

私は耳奥に差し込むより被せたい派なので、これはとてもありがたいです。

 

 

接続性。

完全ワイヤレスイヤホンにおいて、音質と接続性というのはセットで最重要項目です。

どんなに音質が良くても、曲を聴いている間に何度もブツブツ途切れたら、イヤホン地面に叩きつけたくなりますもんね!

 

その点、このTWS04K、とにかく途切れない。

びっくりするほど途切れない。

なんなら、途切れなさすぎて、車にDAPを置いたまま音楽を聴きながらコンビニに入っても、DAPを忘れていることに気づかないwww

 

まぁここまで良すぎると、DAPを落としたり忘れたりしてもしばらく気づかないってことが起こる可能性があるので、持ち歩くことを考えるとそこまでの接続性は求めてないよ?って思うこともあるwww

 

ペアリングも早いし確実。

DAPaptX接続でも、iPhoneAAC接続でも、どちらもイヤホン本体をケースから出して数秒で(耳に装着する頃には)ペアリング終了していつでも聴ける状態になってる。

TWS01Kは、ZX300と相性が悪かったのかわからないけど、毎回手動で接続しないといけなかったので、ここも改良されているのかもしれないね。

 

 

歩行音。

問題はこれですよ。

カナル型のイヤホンで何が嫌いって、外を歩くとき歩行音が響くこと!!

歩行音が響くイヤホンなんかは、一瞬で使用停止処分ですよ私w

 

では、TWS04Kはどうなのか。

うーん。許容範囲内ですかね。全く感じないわけではないし、階段や坂道を下る時とかは、結構響いたりするけど。

イラつくほどではないです。無しよりの有りかな

 

ちょっとダメなところ。

操作音が大きすぎるw

再生、停止はまぁいい。

でも、音量上げ下げとかまで音を大きくする意味あります?

しかも、若干音楽を邪魔するぐらいの、ピーっていう甲高い耳障りな音。

これはちょっとどうにかして欲しい。

ていうか、オンオフの切り替えとかできないのかなぁ。

 

次に、これは価格的に当然かもしれないけど、アプリがない。

故に、上記のような細かい操作のカスタマイズができない。

どちらかと言えば私は、アプリ不要な方なんだけどね。

今回はあった方が嬉しかったな。と、初めて思ったwww

 

 

総評。

価格を考えると、十分良いイヤホンだと思う。

余計な機能が必要なくて、音が良ければそれでいいよ!って人におすすめ。

近接センサーやノイキャン、アンビエントなど、便利機能なあれこれはついてないけど。

そういう多機能に費やすコストを全部音質にぶっ込んだ感じはとても良いと思う。

 

そもそも、私は音と接続性が担保されていればそれでいいと思っているので。

正直、この音質がワイヤレスで、しかも15000円台で買えるなら、その他の機能全部ついてなくてもめっちゃお得感あるなと思ってます。

しかも接続も良好だし、ペアリングも早いし確実だし。

かなり満足度の高い完全ワイヤレスイヤホンだと思います。

 

マニアのサブ機、と銘打って発売されておりますが。

マニアじゃないけど大満足でした(笑)

ただまぁ確かに、メイン機としては、機能的にちょっと弱いかな。って気はする。うん。

 

 

 

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