音楽と人格を完全に切り離すなんて不可能なんだよ。
と、最近よく思う。
例えば、同じ音楽でも、インストだったら可能かもしれない。
言葉がないから。音だけで伝えるものだから。
それでも、やっぱり人によって音って変わるじゃん。
それって人間性が音に出ているってことになるんじゃないのか?
その人の音の好みが音に出るわけだから。
打ち込みだって同じだろ。むしろ打ち込みの方が好みの音の傾向は出やすい気がするよ。私は。
そういう大前提を理解しないままに、音楽と人格を切り離して考えるなんて不可能だと思う。
歌詞のある音楽だともっとわかりやすい。
音楽と人格は、密接につながっていると思う。
聴く側の好みだって、そうじゃない?
自分が嫌いな言葉が羅列されている音楽なんか、聴いていて楽しくないだろうよ。
例えば。
『この社会に辞職届を叩きつけます』
なんていう歌詞を、タクマさんが突然歌いだしたら天変地異だろwwwびっくりするだろww
私はえ??タクマさんに一体何が!!??って思うよ?(笑)
この歌詞を聴いて、見て、ぼくりりだから納得できる。すとんと自分の中に入ってくる。
音楽と人格の関係性って、そういうものだろう。
その人の中にない言葉を書くわけがないんだ。
音楽と人格を混同するってのは。
ライブ行って物販行ったら初めて見たバンドの人めっちゃ愛想がよかったー。
だからファンになるー!とか。
今回のように、え!!なんでこんな偉そうなの?なんでファンに喧嘩売ってくるの?
この人むかつくもうこいつの音楽聞かない!!とか。
そういうのじゃないかと思うんだ。
(別に今回の件に関して一切そんなこと思ってないです。むしろ私は外野に近い傍観者だと思ってますw)
そうやって、中の人の言動に振り回されて、自分の好きな音楽を見失うのは、私は好きじゃないんだよね。
そういうことじゃなくて、自分対聴いている音楽、純粋にその音楽をどう聴くか。ってことなんじゃないの?
って思うんだよね。私はね。