うにょうにょ音楽生活

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This Is What People R Talking About!!

2014年01月25日投稿 過去記事

どもども。

今日はまたしてもSIMMの話です。

しょうがないじゃん!好きなんだもん!(笑)

本当は、早くALL OVERの話がしたいんだけど。

でも、このEPの話をしないと、ALL OVER の話をしてもなんのこっちゃ!な文章にしかならないんだよねー。

てか、今これ書かないと、完全にお蔵入りだろ。っていうねw

というわけで。

今回は、SIMMを大好きになるきっかけになったEPの話。

自主制作盤なのかな?

これは、STMでだけ通販できるEPで。

収録されている曲のほぼ全て(Introductionを除く)が、先日発売になった1st Full Album「ALL OVER」で聴けてしまうので。

正直、今更買う必要あるの?

・・・って思っている人もいるかもしれないねぇ。

さらには。

別にもうフルアルバム発売になったんだし。

EPの曲もほとんど収録されてるなら。

今更わざわざ、ブログにしなくてもよくね?

・・・とか思っている人もいますよねぇ?(苦笑)

そう思っているならば、それは大きな間違いですよ。

アルバムとこのEP、楽曲は同じだけど、質感がまるで違う。

若干曲順も変わっているし。

聴き比べたらすぅごい面白いんだよ。

このEP、「THIS IS WHAT PIEOPLE R TALKING ABOUT!!」は。

全体的に、ポップでキュートでカラフルな雰囲気で。

普段の私だったら、あまり聴かないタイプの曲が多いのだけれどww

それでも、聴いた瞬間からこのCDすごく好きだなぁ。って思えたということは。

音の作り方、メロディの乗せ方、歌。

いろんな要素が全部、私の中の、狭いストライクゾーンのど真ん中に突き刺さったんだろうなぁ。と。

1 Introduction

緩やかに響くギターの弦の音とリズムや効果音が、キラキラと光が降り注ぐみたいに、壮大に展開されるインスト。

これから始まる音の世界に期待が膨らむような。

そんな曲から始まり。

2 Is This Dream Or What

リズムの迫力と電子音の爽快感が、空を駆ける流星みたいにキラキラした曲。

3 Be Mine For Real

思わず飛び跳ねたくなるくらい心が弾む曲。

4 I Think I'm An Android

ピコピコの音、1つ1つが色を持ってるんじゃないか、と錯覚するくらいカラフルな曲。

5 My Gift For You

アコースティックなギターの音色と、淡くて優しいエレクトリックな旋律が、心に沁みる曲。

6 Today's The Day

バリバリのエレクトロなのに、メロディがキュンキュンする曲。

7 Swimming In The Sky

心地よいリズムと優しいピアノの余韻がいつまでも心に残って、ぽかぽかする曲。

以上の、全7曲。

曲の秀逸さもさることながら。

Shoさんの歌ですよ。

歌唱力ってのももちろんあるんだけど。

ピッチが正確なだけのボーカルなんて、面白くもなんともない。

と、私は常々思っていて。

や、Shoさんは歌うまいですよ。ピッチも正確ですよ。

それは間違いないの。

ただ、Shoさんの歌は、それだけじゃないんだよ!ってこと。

上記の、歌が入っている曲、6曲のイメージ。

音の展開とか曲調で構築されたイメージってのは、もちろんなんだけど。

Shoさんの歌じゃなかったら、こんなに好きになってない。

たぶん。

心の中に、するっと入りこんでくる歌なんだよねぇ。

や、もちろん好みの声だったり、歌い方だったり、ってあるとは思うんだけど。

そういう部分も全部飛び越えて。理屈じゃなく。

最初から抵抗なく受け入れたくなるような、素直な歌。

ほんと好きだなぁと思う。

アルバムとは、また違った魅力の1枚なので。

アルバムを持っている人もぜひ聴いてみてほしいのです。

それで。

実はEPの方は、今後廃盤になるらしく。

現在STMで買える分と、物販での在庫がなくなったら入手できなくなるらしいので。

アルバムを聴いてSIMMを好きになった人は、急いだ方が良いです。

最優先で買うべきです。

CDってさ。作品ってさ。

同じ曲だから、同じように響くかといえば、そうではなくて。

もちろん、マスタリングとかさ。

加工し直してどうのっていうのも、要素としてあるんだろうけど。

そういう、直接的なことだけじゃなくてさ。

外装とか歌詞のブックレットのカラーとか。

盤のデザインとか。

印字されてるロゴ、歌詞の文字の種類。

目に見えるもの。手に触れるもの。

曲順とか、曲数とか。

手を加えた片鱗。最後まで妥協しない姿勢。

目に見えないもの。

その音を創る人の、その音に関わる人の心意気。

そういうの、曲が同じだから全部同じかっつったら、そうじゃないと思うんだよね。

このCDだからこその良さっていうのを、感じてほしいなぁって。

なんかちょっとね。思っていて。

配信が当たり前の時代に、何を時代錯誤なこと言ってんの!?

って言われそうだけど(苦笑)

私は、そういうのが大事だと思っているので。

アルバムの感想を書く前に、敢えてこの話を書いてみました。

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