なにゆえ今更モノローグの話なのか。
この前のBUG SESSION@Zepp Hanedaで久しぶりに生で聴いてやっぱり大好きだ!!と改めて思ったからです。
今日は仕事がお休みで、BSの日本映画チャンネルってところでミステリと言う勿れが一挙放送しているんですよ。
これの主題歌、King Gnuの曲じゃないですか。タイトル知らんけど←
めっちゃ良い曲だと思うのですよ。
ドラマの効果的な場面で流れてくるときゅんきゅんする。
King Gnuのドラマ主題歌といえば、白日も名曲でしたね。
他にも米津玄師のドラマ主題歌、Lemonとか、馬と鹿とか、名曲揃いの主題歌が多いですよね。
あとなんか他にもあった気がするけど…もうほぼ覚えてないんで省略←
で、そんな中に秋山黄色のモノローグも軒を連ねるわけですが。
私の中では、このモノローグがドラマ主題歌の中で自分史上いちばん良いと思える曲なのです。
そもそも、10の秘密でモノローグに出逢うまで、ドラマ主題歌からアルバムを買ったりライブに行くほど好きになったことなんか、一度もなかったの。
黄色さんが生まれて初めてだった。
普段は、ドラマやってる間は良いなーと思って聴いたりするけど。
結構ドラマ主題歌のリリースってドラマ終わる直前とか終わってからが多いじゃないですか。
で、ドラマ終わった後はすでに熱が冷めていて、買うまで至らないパターンが多いんですよね。
酷い時には存在忘れるからね、私の場合ね笑
黄色さんの音にはそれがなかった。
それどころか、ドラマで聴いてる時も毎週楽しみになってたし、最後の方はドラマよりモノローグが聴きたくて毎週観てた感じすらある笑
リリース情報調べたりしてね。
普通にアルバムがほしいって思ったし、なんならその前に配信リリースのものとか、ミニアルバム?とかも買って聴き始めてたし。
黄色さんの音楽のおかげで初めて、あータイアップでもドラマの相乗効果関係なく好きになれる音楽に出逢えることがあるんだなー。と知った。
それまでは基本CDショップの試聴か、ライブの対バンくらいでしか音楽に出会う手段がないと思っていた私にとって、タイアップでライブに行きたいとまで思えるアーティストが出現したことが結構な重大ニュースだった。
どうしてあの時、あんなにモノローグに惹かれたのかは、今でもわからない。
見て呉れのドラマの時、セリフめっちゃ被ってて曲聴こえないじゃん!!って憤慨したんだけど、この前10の秘密のエンディングをFODで観たら、モノローグもまぁまぁセリフ被ってて聴こえないんだよね笑
人の記憶やら印象なんてそんなもんさね。
でもあの時、私にはモノローグがしっかり聴覚と心と記憶に突き刺さっていて、鮮明に焼き付いてたんだよね。
だから大好きな(このドラマの最大の目当てだった)向井理さんの声より黄色さんの歌の方が残ってるんだよねwww
毎週モノローグがしっかりセリフに被らず流れていたって思い込むくらいに。
まさか自分がタイアップの曲から遠征までするぐらい大好きな人に出逢うなんて思わなかったもんなー。
新しい音楽の出逢いなんて、どこに転がってるかほんとわかんないね。
ドラマ終了後にサブスクで再生すらせずに忘れ去っていく主題歌たちと、モノローグの明確な差というのは、うまく言語化も説明もできないし、音楽のクォリティとして明確な差なんてないと思う。
ただ、私の心に秋山黄色のギターと歌と言葉が刺さった。
それが、たぶん何ものにも代え難い幸運だったんだろうなー。と。
いやあ…もうね、黄色さんにオファーしてくれた、10の秘密のドラマ関係者の方には、感謝してもしきれないですよ。本当に。
ドラマを観てる時は良い曲なのに、ドラマ終わった途端に興味がなくなる曲たちを聴く度に、モノローグに出会ったのは本当にとんでもない幸運だったな…と改めて思うわけです。