うにょうにょ音楽生活

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好きな音楽やお気に入りのイヤホンヘッドホンについて

秋山黄色 走光性の鳴り方 @ NHK大阪ホール【本編】

どーも。

1123日にNHK大阪ホールで行われた、秋山黄色のライブの感想でございます。

まずは、注意事項というか、読む前に知っておいてほしいことから。

 

 

先に言っておきますが、これはライブレポではありません。

あくまでも私が観て、感じて、思ったことを綴っているだけです。

つまり感想です。

 

なので、ライブで起こったことの詳細を知りたい方は、このブログを読んでも得るものは何もないと思います。

 

 

私は現場至上主義の人間です。

現場で見聞きしたことは、すべてその現場にいた人たちだけのものだと思っています。

 

 

上記の理由から、多分これはこの会場だけのことだな。

と思われることの詳細は、割愛します。

(感想を書く上で必要なことは簡単に書きます)

 

 

また、この記事にはネタバレを含みます。

セトリも載せています。

ファイナルの東京まで、ネタバレ絶対やだ!!という人は、絶対にこの記事を読まないでください。

 

 

読んでしまってから、

ネタバレだ!!これから初めてライブを観る人だっているのに!!

とか言われても、当ブログの管理者は一切責任を負いません。

簡単に言えば、知らんがな。です

 

 

しかも、アホみたいな文字数の長文です。

ひまで死にそうな人、やること全くなくて手持ち無沙汰な人以外は読まないようにお願いしますw

 

 

 

以上のことをご了承いただいた方のみ、先の記事をお読みください。

 

 

以下、多めにスペースを取ります。

ネタバレが嫌だという人はここまで。

このままこのページを閉じましょう。

 

 

ありがとうございました。

ツアーが終わって気が向いたら、暇つぶしにでも読んでみてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋山黄色 NHK大阪ホール  本編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開場時間、爆睡してしまっていて。

はっと目覚めたら、場内アナウンス中。

 

 

最後の方少しだけ、劇を聴いて。

まぁ札幌で聴いてたし、めっちゃ内容覚えてるからいいんだけどw

今回のツアーの目玉の1つ(であろう開場イベント)を聴き逃すという体たらく。

もう〜!!自分で自分にガッカリだよ!!笑

 

 

ていうか、私ライブハウスでも開場時間眠くなっちゃうんだよねぇ。

なのにさ、あんな心地良いさざなみとさ、黄色さんの落ち着いた優しい声とさ。

超絶寝不足の体であんなん聴いたら、そりゃ爆睡しますって!(完全に言い訳)

 

 

客電が落ちると同時にSEが入り、モンスターのみんな(?)が。

 

 

あ!黄色くん来たよー!!

 

 

で、場内ざわざわ。

今回の登場シーンを知っているであろう人たちが、後ろの方を向いて待っている。

 

 

 

あのさ、ツアーが始まる前のツイートでさ、

【秋山黄色がどこからかやってきます】 ってのがあったじゃん。

 

 

どこからかって東京じゃん。何言ってんの??

って、ツアーが始まって実際に観るまでは思ってたなぁ。とか。

ちょっと思い出してた笑

 

 

ツアーまでにツイートされていたことにも、色々と伏線が仕込まれていて。

ライブ会場で伏線回収。

 

 

めちゃめちゃ面白いツアーだったな。と思う。

行けた人も、行けなかった人も楽しめる。

そんなツアーだったような気がする。

 

 

秋山黄色は、誰も取り残さない、誰も置いていかないんだな。って。

改めて感じさせてくれるツアーでしたね。

 

 

会場を駆け抜けて、黄色さんがステージに立つ。

一旦静かになるのを待って、静かに黄色さんが話し出す。

 

 

誰も来てないんですか?

いつものことです笑

 

 

会場と会話をしながら。笑い合いながら。

ギターを鳴らしながら、楽しそうに。

 

 

1曲目。蛍。

1人で、会場のみんなと、弾き語り。

 

 

サビを歌い終えたところで、メンバー登場。

バンドセットで続きの演奏。

 

 

めちゃくちゃ音響いいね大阪。

びっくりした。

札幌のホールは昔から音悪い言われてたけど、ほんと、こうやって地方のホールでライブ観ると、改めて札幌音悪いなって気付かされるねw

 

 

 

1曲目からすでに感動の嵐w

からのNIGHT PARK

畳み掛けるようにホットバニラ・ホットケーキ。

 

 

序盤からアガる曲が続いて、(私の)テンションがおかしいw

 

 

そうそう。

ホットバニラ・ホットケーキの間奏のところ、各パートのソロっぽい演奏の場面があって。

ドラム、バチバチにかっこよくて。

札幌の時とは全然違う音に聞こえて。

 

 

え、音響だけでこんなに変わるもの??

ていうか、心なしかセットも違ってない??

とか思いながら見てて。

 

 

札幌では借り物セットだったのかなぁ?

でもメジャーアーティスト、それも天下のソニーのサポートでそんなことある??

 

 

とか色々考えながら、???ってなってて。

したっけ、ギターのソロっぽい感じになった時。

誠さん、ギター弾かずに例のハンバーグのビヨーンって鳴るやつ鳴らして笑

黄色さんが爆笑しちゃって、歌詞少し飛ばしてたw

 

 

私も、ビヨーンで爆笑して、ドラムの疑問も吹っ飛んでしまった笑

 

 

誠さんてさ、ほんとなんていうかかわいいというかおもしろいというか。

たぶんこの人がいるのといないのとでは、バンドの雰囲気とかライブ自体の空気感変わっちゃうんだろうな。って思う。

それくらい秋山黄色のライブの一部になっているし、ライブのカラーを左右する人だなって思う。

 

 

音はもちろん、人としてね。キャラクターとして。

ギターとしても。

この人がいなかったら秋山黄色「らしい」音もライブも成立しないでしょ。たぶん。

ソロ形態のライブは別としてね。

 

 

あれですよ。

NB最後の北海道ツアーぐらいの違和感になると思うよ。

誠さんいなかったら。

(誰にもわからない、伝わらない例を出してすみませんw

 

 

中盤のMCで黄色さんが、まこっちゃん風邪ひいたら終わりだからねw

って言っていたのがよくわかる。

サポートが他にいないから。っていう意味ではなく。

 

 

誠さんがいなかったら、秋山黄色の(バンドセットの)ライブは成立しない。

って意味に受け取った。私はね。

 

 

で、MC挟んで一気に4曲。

CDとはアレンジも歌も何もかもが違っていて。

そしてそのどれもが、CDとはまた別の良さが際立っていた。

 

 

 

 

いつも思うけれども。

やさぐれカイドーのイントロ、CDで聴いてもかっこいいけど。

生ギターで聴くとかっこ良すぎて脳みそ破裂しそうになるよね。パーン!てwww

私の生涯で好きなギターリフのベスト3には確実に入ってるわ。

 

 

4曲終わってMC

走光性の鳴り方というツアー名についての話。

話の途中で、黄色さんが音楽がなくても死なないんだよ。って言った瞬間に、客席から男の子が、「死ぬ!!!!」って叫んでてw

したっけ黄色さん。

 

うん途中だからww今良い話の途中だからなw

って言ってw w

めっちゃ笑ったw

自分で良い話って言っちゃうんだね!

そういうとこ好きw w w

 

 

あと、また「俺の言うことを聞いて、俺に逆らわないように〜」みたいなこと言ってました笑

どんだけ俺様やねん。そういうとこも好きだけどw w w

ちなみにそれ、良い話の中に出てきたフレーズだからな笑

良い話なのに俺様。秋山黄色にしかできないMCだと思うw

 

 

笑いも交えつつの良い話が終わって、あのこと?。

これはピアノアレンジがとても秀逸でした。

 

 

黄色さん、どんだけいろんな楽器演奏できんの?

やっつけでなんとか演奏してる的なやつじゃなく。

どの楽器演奏してもクォリティが高い。

音楽の申し子かよ。

 

 

ていうか、どれだけ努力してるのかってことだよね。

そういうところも尊敬してる。

そういう黄色さんの音楽に出会ったから、私も努力しようとか、頑張ろうって気持ちになるよ。

 

 

音楽ってさ、救われるだけじゃないんだよね。

頑張ろうって気持ちを共有できるものでもあるよね。

黄色さんとファンの人たちの関係性を見てると、そういうことを思う。

 

 

で、あのこと?含めて一気に4曲。

 

 

イントロを聴いただけでは、ん?このコードはあの曲だよね?あれ?

と、戸惑うぐらいアレンジが違う。

しかも違っているだけでなく、死ぬほどかっけぇ。

 

 

なんていうのかな。

「ライブでしか聴けない音」とでも言いますか。

いや、どんなバンドでもそうなんだけれども。

その日のその瞬間でしか聴けない音。

それはどんなライブでもそうだと思うんだけれども。

 

 

秋山黄色の、「ライブでしか聴けない音」っていうのは。

そんじょそこらの音ではなくて。

ルーパーでその時に鳴らした音で聴かせたり。

お客さんの声や手拍子までも音楽の一部に変えてしまう。

 

 

その場所にあるもの全てを即座に楽器に変えてしまう。

そこで鳴っている音全てが、音楽になる。

 

 

まさに、会場にいるお客さんと、ステージにいるメンバーと、みんなで作り上げる空間。

ツアー全箇所全て違う音。違うライブ。

ライブは生き物、なんていうありふれた言葉ではもったいないぐらいの。

生きた音が鳴っている空間。

 

 

そして何よりも。

黄色さん自身が、その場に鳴っている音全て、見えているもの全てを全力で楽しんでいるのが伝わってくる。

 

 

毎回心の底から思うけれども。

今回も、この人の音楽に出会えてよかったな。

来てよかったな。って思った。

 

 

 

 

 

そういえば。

クラッカーシャドーのコーラスの時さ。

突然黄色さんが。

 

 

今日望遠鏡持ってきてるから!って言って出してきたのが

双眼鏡w

双眼鏡っていうかオペラグラス?笑

 

 

望遠鏡、ではないw w w w w

 

 

俺がスーパースターすぎて見れないとかない?大丈夫?

恥ずかしくない?って言っててめっちゃ笑ったw

 

 

スーパースターてw w w

黄色さんの発言はいちいちおもしろい笑

 

 

 

からの、メンバー紹介。

ここで冒頭の疑問の答えが。

 

 

ドラムの人、城戸さんだった。

そりゃ音違うわw w w

札幌とは違う人だったw w w

 

 

アルバムではずっと叩いていた人。

初めてライブで一緒にやったらしい。

そんな場面に立ち会えてめっちゃ幸せでした。

 

 

からの、新曲。

札幌でも聴いていたけれども。

段違いにかっこよく進化していてビビった。

これは音響のせいだけでは絶対ない。

 

 

ほんと曲も演奏も、ツアーが進むにつれて育つんだね。

もうリリース用にレコーディングが終わっているのかどうかはわからないけど。

 

 

ツアー序盤とセミファイナルに参加できて、その進化を聴けてすぅごいよかったなと思った。

 

 

Caffeineと登校の果てをやって。

からの!!!!

 

 

 

からの!!!!!

 

 

 

アイデンティティ!!!!!!!!

 

 

 

イントロ聴いただけで

 

 

きたーーーーーーーー!!!!!

 

 

ってなるぐらいには、アイデンティティのライブアレンジがもう自分の中に深く深く刻み込まれてる。

ほんと好き。

音源で聴くのも大好きだけど。

 

 

ライブアレンジのイントロほんっと好き。ほんっと好き。

いつも思うけれども。

これでモッシュとかも起こらずみんな品行方正に聴いてられるのすげぇな。ってw

まぁこの日はホールだけどさ。

普通に、ライブハウスとかでも押されることすらないからね。

すごいよなー。

 

 

これ、バンドがバンドなら人がゴロゴロ転がるやつだよね。

めちゃめちゃロックでめちゃめちゃかっけぇ。

 

 

 

小っ恥ずかしい言い方をするならば。

この曲に出会えたことが、私の人生の中でも特別な幸運であったと心から思える。

人生の糧になってくれる曲。

私にとって、そういう曲。

 

 

心からそんなふうに思えるものに出会えるってさ。

そうそうないよね。

 

 

音楽でなくてもさ。

自分の人生の糧になるものなんてさ。

そうそう出会えるもんじゃないんだよ。

 

 

黄色さんが出会わせてくれた。

もうほんと、感謝しかないわ。

 

 

 

そしてMCからのラスト。

エニーワン・ノスタルジー

 

 

いやまぁ普通に泣くわw

なんつーかもうね、あの時の感情を言葉にしろと言われても、ちょっと難しい。

 

 

言葉にならないほどの感動。っていうのは。

こういう時に使うんだろうな。って。

まぁそういうことです(どういうことだよw

 

 

 

曲が終わってメンバー全員一旦捌けて。

アンコールの手拍子の時間も少なめですぐ再登場。

 

 

からの、ちょっと長めのMC

 

 

アンコール1曲目、SKETCH

ミドルテンポのメロウな曲なはずなのに。

体に走る衝動や圧倒的支配感は、完全にロックのそれで。

 

 

そういえば、最初にモノローグを聴いた時もそんなことを思ったなぁ。

なんて思い出してた。

 

 

黄色さんの曲ってさ、普通にメロとか演奏とかは、J POPの皮を被ってるんだよね。

なのにさ、その奥の方に、ものすごい熱量の衝動が詰まってる。

音源でもそれは感じるんだけど。

ライブではその熱量と衝動が前面に出てきて、身体中の細胞が沸騰するみたいな熱が自分の奥の方から湧き上がってくるんだよね。

 

 

SKETCHもそういう曲で。

息もできなくなって苦しいぐらい圧倒された。

 

 

 

そして、大ラス。

猿上がりシティーポップ。

 

 

どちゃくそ盛り上がって大団円。って感じ。

 

 

あ。そうだ。

猿上がりシティーポップの間奏で、突然ヤマハ音楽教室の曲を弾いて歌い出してw

めっちゃ笑ったw

 

 

からの、ドラムソロ。

めっちゃかっこよかった。

 

 

そしてラスト、どこまでもかっこよく、どこまでも力強く。

全力の秋山黄色で終了。

 

 

黄色さん以外のメンバーが下がって。

黄色さんだけが残ったところで、モンスターたちの声。

 

 

黄色さんが駆け足で下がって、ライブ終了。

 

 

最後の、モンスターくんたちの

 

まったね〜!

 

がめちゃくちゃ可愛かったw

 

 

黄色さんが、前に。

「頭の中のモンスター」って言ってたことがあって。

 

 

黄色さんにとってのモンスターは、細美武士にとってのStereomanなのかな。

とか、ちょっと思う。

そしてそれを具現化して私たちに紹介してくれたのかな。って。

だとしたら、どの子も愛しくてしょうがないね。

 

 

 

 

去年の今頃は。

寂しくて不安で心配でどうしようもなかったけれど。

 

 

あの時の自分に教えてあげたい。

それ乗り越えたらすげーもん見れるぞ!って。

初めてライブを観た時に、何があっても信じられると思った秋山黄色の音楽は、絶対消えないから安心しろって。

あの時の自分に教えてあげられたらいいのに。

 

 

なんつーかねー。

ライブ終わって誰もいなくなったステージを見て。

そんなことを思ってたよ。

普通に楽しくて幸せな場面なのに、ちょっと泣きそうになってたのは内緒w

 

 

 

以下、セットリスト。

 

NIGHT PARK

ホットバニラ・ホットケーキ(ハンバーグ)

 

MC

 

見て呉れ

PUPA

chills

やさぐれカイドー

 

MC

 

あのこと?

シャッターチャンス

月と太陽だけ

クラッカーシャドー(コーラス)

 

MC

 

新曲

Caffeine

登校の果て

アイデンティティ

 

MC

 

エニーワン・ノスタルジー

 

 

En.

 

MC

 

SKETCH

猿上がりシティーポップ(ヤマハ音楽教室)

 

 

 

最後に暗くなったステージを目に焼き付けて、少しだけ名残惜しい気持ちを抱えて。

うしろ髪ひかれながら大阪ホールを出ようとしたんだけど。

 

 

…あのさあ。

スタッフの人が、写真撮るなっつってんのに普通にスマホカメラ構えてる人たちなんなん?

 

 

気持ちはわかるよ。

ライブの思い出が欲しい。

記憶と記録に残したい。

私だってそうだよ。

 

 

でも今回、黄色さんがちゃんと思い出とか記念になるもの作ってくれたじゃん。

 

 

ご当地モンスター。

あれ、そういう意味じゃないの?

ライブに来た記念に残るもの。

 

 

自分の地元のモンスター。

自分が旅した土地のモンスター。

いつも持ち歩けて、見る度にあの日の記憶を蘇らせてくれるもの。

 

 

それじゃ足りなかったのかなぁ。

 

 

とか。

声を限りに叫んでいるスタッフさんの真横でカメラを構えてる子たちを見て、少しだけ切なくなった。

 

 

 

 

人の流れに任せて何も考えずに出てきたら。

なんか入った時と違う出口に出たw

 

 

え!?なんか違う!!さっき来た時と違う!!

知らない出口から出たらまた迷う!!!

 

 

と、慌てて来た道を戻って、入ってきた入り口から出直したw w

 

 

 

その後、谷町四丁目から地下鉄に乗ってホテルのある駅に着いて。

さらに3分で帰れるはずのホテルに、30分以上かけて迷いに迷って帰るのですが。

 

 

もう迷子の話はお腹いっぱいだと思うので、詳細を書くのはやめておきますw w w

 

 

以上、秋山黄色 走光性の鳴り方 @ NHK大阪ホールの感想でした。

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