お久しぶりのブログです。
今日は、Master&Dynamicというブランドの、MW07 Plusという完全ワイヤレスイヤホンを、半年使用してみた感想です。
まずは、MW07plusについて少し。
MASTER&DYNAMICというのは、最近台頭してきたアメリカに本社のある企業で、デザイン性の高いヘッドホンやスピーカーを発売しているメーカーです。
デザインだけではなく、性能や使い勝手もよく考えられている製品が多いですね。
MW07という完全ワイヤレスイヤホンの筐体の美しさで、一躍有名になった印象があります。
見てくださいこの美しさ。
ケースも鏡面加工で高級感ハンパないです。
傷がつきやすいとよく言われますが、毎回しっかりポーチにしまって、落としたりしなければ、そんなに目立つ傷はつきません。
とにかくMW07plusは、音質とデザインとスペック、全てに於いてワイヤレスイヤホンのハイエンドなのです。
初代MW07(無印)発売の時に、たまたま遠征中に立ち寄ったeイヤホンで試聴して、その音質の良さに感動して、帰ってきてからヨドバシにて購入したのですが、無印はバッテリーに難ありでして。
2時間弱しか本体バッテリーがもたない。ケース込みでも7時間くらい。
もうね、通勤中、帰りにちょっと寄り道しただけで、バッテリー不足で電源が落ちるっていうw
正直、「音はいいけど使えない」イヤホン代表、みたいな製品でした。
それから約1年後に発売されたのが、後継機のMW07 Plus。
バッテリーが大幅に改善されて、急速充電にも対応し、さらにノイズキャンセリング機能搭載という進化を果たしたわけですが。
ノイキャンはまぁ…クアルコムのチップ使用なので、推して知るべしですが、バッテリーが超絶有能でして。
とにかくバッテリーが減らない。本体だけで10時間連続使用可能、ケースは約3回フル充電が可能。充電時間もめちゃくちゃ短い。
1年でこの進化は物凄いなと。
ていうか、完全ワイヤレスイヤホンで、本体だけで10時間も使用できる時代ですよ。とんでもないですね。
他社の完全ワイヤレスイヤホンといえば、プラスチッキーなものが多くて、これほんとに何万円もするの?っていうぐらい安っぽい作りのものが多いのですが。
MW07 Plusはデザイン性も高い。なんと言っても、天下のルイヴィトンが、コラボ製品を発売するぐらいですから。とにかくおしゃれ。そして高性能。
まぁお値段も、他とは一線を画す領域まで行っちゃってます。
というのが、MW07 Plusの概要といったところですが。
どんなにおしゃれで高性能で高価でも、日常的に使えなきゃ意味がない。
というわけで、半年使ってみてどうだったか、感想いってみよう〜!
スペック
まずはスペック表を見て頂きたいのですが。
ドライバーは初代と同様、10mmカスタムベリリウムドライバーです。
ワイヤレスイヤホンで10mmのドライバーは、大きい方ですね。
おかげで低音に迫力があり、音場に余裕があります。そしてベリリウムの効果か、高音の伸びがいいです。
特筆すべきは、充電時間です。フルチャージが40分ですよ。40分の充電で10時間使用可能なんですよ。すごくないですか。
しかも、15分の充電で5時間再生とか。どこでバッテリー不足になっても、ケースさえちゃんと持ち歩いていれば、サブ機がなくても困らないです。
規格は、Bluetooth5.0、コーデックはaptXとSBCで、AACは非対応となっております。
ここでiPhoneユーザーは結構候補から外してしまうんですけど、ちょっと待った!
コーデックは目安でしかないので、SBCでの接続でも、正直問題ないのです。
人の耳で音質劣化が判別できるかというと、それも怪しい。
ブラインドテストをしたとしても、判別できないと思います。
そもそもMW07plusは、ワイヤレスイヤホンとしてのポテンシャルが他の製品とは段違いに上なので、正直SBC接続でも音質劣化を感じません。
防水レベルはIPX5ですね。防滴なので、雨の日も普通に使えます。
上記を踏まえて、半年使ってみて、ここが良かった!ここがちょっとダメだった!ってところをご紹介します。
接続性
一度ペアリングしてしまえば、特に問題なく次から自動接続です。
接続までは結構短いですね。
ケースから取り出して、耳に装着する頃には接続完了しています。
途切れも、そんなに感じないかな。
初代のMW07が外だとちょっとしたことで途切れたりしたので、ここはかなり改善されてると思う。
DAP(もしくはiPhone)から離れても、全然途切れませんね。
ただ、30mは言い過ぎだと思うw
あと、これ凄いなと思うのが、例えばDAPを放置したまま距離を置いてしまって一度接続が切れたとします。
そのまましばらく時間が経ってからDAPのそばに戻ると、何もしなくても再接続してくれるんですよ。
たまにDAPの存在を忘れて部屋の外に出ちゃうことがあるのですが、途中で接続が切れても、用を済ませて戻ってきたらまた再生を押すだけで音楽が聴けちゃうんです。
これめっちゃ便利。
バッテリー性能
一言で言うと、驚異的。
とにかくバッテリーが減らない。3〜4時間の外出だったら全く問題なし。
なんなら、家で朝から夕方までずっと使っていても、なかなかバッテリー切れを起こさないくらい優秀。
しかもZX300とのaptX接続での使用なので、スマホでSBC接続だったらもっと長く使えるんじゃない?
バッテリーがなくなるのは、イヤホンが先かiPhoneが先か、ぐらい長く使えると思うw
しかもケースのバッテリーも全く減らない。
最初使っても使っても緑ランプしかつかないから、初期不良かと思いました。
当然ですが、自然放電も皆無。
購入時、北海道は真冬でヘッドホンをイヤーマフがわりに通勤していたので、しばらく使用しない日が多かったんだけど、1ヶ月くらい放置してもほぼ自然放電はなかった。
あと、ケースのランプがオレンジになったなーと思って充電接続すると、一瞬で緑ランプになるから、これもずっと不具合かと思ってましたw
本当にね、電源に関しては驚異的の一言ですよ(2回目)
音質
とにかく音が良い。
ただ、初代より低音の締まりが甘くなった気はちょっとする。
でも、イヤーピースを色々変えてみると改善するので、そんなに酷いわけではないです。
ドンシャリではないです。だからといってフラットというわけでもない。
篭っているわけではないけど、サ行は全く刺さらないし、シンバルの音も煩く感じない。
適度に艶があって、ピアノの高音とか、弦を弾く音とかもちゃんと表現できてる。
ボーカルも近すぎず遠すぎず。
全ての音域が満遍なくバランス良く聴ける感じかな。
なので、どのジャンルの曲でもハマります。苦手ジャンルはないんじゃない?ってぐらい。
あ、でも…私、演歌とクラシックは聞かないので、そこはわかんないです。すみません。
ワイヤレスイヤホンだと、篭りを解消するために、高域を強調しすぎてサ行が刺さるとか、音質の悪さを誤魔化すために、低域を強調しすぎて中高域を潰すとか、結構ありがちなんだけど、そういうのは全くないです。
良い音を自然に表現している感じ。どの音域も無理をしている感じがしない。
よって長時間聴いていても疲れない。
そういう音ですね。
音場
うーん。私の場合、比較対象がほとんどヘッドホンなので、正直言うとそんなに広いとは感じないですねw
ただ、完全ワイヤレスイヤホンということを考えると、広い方だと思います。
今まで使用していたワイヤレスイヤホンよりは、だいぶ広いと思う。
私的に、音場に関しては、可もなく不可もなく、と言ったところでしょうか。
正直に言って、あんまり強くはないです。
なので、AirPodsとかと比べないであげてくださいw
まぁこれに関しては、クアルコムのチップを使用しているようなので、しょうがないかなーって思いますね。
ただ、車の走行音とか、音楽を聴く上で不快な、最低限のノイズはカットしてくれるので、私は別に困らないですね。
電車や地下鉄通勤で、強力なノイズキャンセルをご希望の方は、これじゃないです。
あっ。1つちょっとダメだなーって思うのが、ノイズキャンセリングをオンにすると、明らかに篭りが酷くなります。そこはちょっとなー…と思いますね。
外音取り込み機能は、私はほとんど使わないので、正直性能が良くても悪くてもどうでも良いのですが←
アンビエントをオンにすると、音楽を聴いていても結構外の音がきれいに聞こえます。
音楽を停止してアンビエントをオンにしていると、少しだけホワイトノイズが聞こえます。
ホワイトノイズに敏感な方は、気になるかもですね。
でも、外の音を聞くだけだったらホワイトノイズがあってもなくても私は気にしないので、特にデメリットというほどでもないかな。と思います。
ちょっとダメなところ
さて。ここまであまり目立ったデメリットはありませんでしたね。
上記の性能面では、本当に良い機種だと思います。
音質と接続性とバッテリー性能。
私の中で最重要項目を全て満点でクリアしているので、全く問題はないのですが。
ただ、どんなに良いなと思っても、ここがちょっとなー。みたいなところは、長く使用しているとどうしても出てくるものですよね。
だって人間だものw←
というわけで、まぁそんなに目くじら立てるほどではないけど、ちょっとダメだな。みたいな部分を書いておきます。
私にとって取るに足らない項目でも、誰かにとっては重要!それ重要!!ってなるかもしれないですからね。
まず、近接センサーの誤作動が多い。
これね、不必要な時に作動するとほんっとイラッとするんですよ。
近接センサーとは何か。
えーとですね、停止ボタンを押さなくても、イヤホンを片方でも耳から外すと勝手に音が停止して、耳に装着し直すと勝手に再生が始まるっていうやつなんですけども。
停止ボタンを押してから両耳を外して、すぐまた戻すからケースに入れるほどでもないかな。みたいな時あるじゃないですか?
そういう時に机に置くと、勝手に再生が始まるっていうw
ほんとね、アプリがなくて、オンオフの切り替えができないんだから、こんな余計な機能つけるなよ!って思います。
ワイヤレスイヤホンにおけるいらない機能、ぶっちぎりの第一位ですね。私は。
で、この誤作動が多くなってくると、リセットが必要になるのですが。
このリセット方法がね、無駄にめんどくさい!!(笑)
いやせっかく物理ボタンなんだから、どっかを長押ししたら〜とかでいいじゃん!!って思うんですけど。
なんかとんでもなく手順が複雑で、ここでブログにさらさらっと書いたりできないぐらいなんですよwww
しかも、取説のリセット方法では絶対にリセットできないですからw
私も何回やってもできなくて、こんなの初期不良じゃ!!と思って完実電気さんに問い合わせて初めて、詳細なリセット方法を知った感じでしたw
なんでリセットをそんなに複雑にしちゃったんですか…ってリセットする度に毎回思います(苦笑)
まぁ近接センサーの誤作動も、コツさえ掴めばそんなに頻発するものでもないし、ぶっちゃけもう慣れてしまったので、あまり気にならなくなりました(笑)
総評
…という具合に、普段使用する分には全く問題ないような部分でちょっとダメだなー。と思うところはありますが、総じて大大大満足なので、今後も大切に使っていきたいと思います。
あと、後継機が出ることがあったら、もちろん買う気満々です!!
私の生活にMW07シリーズはすでに必要不可欠な存在なのです。
筐体がどの色もとても美しいので、一度実物を見て欲しいと思うし、本当に良い製品なので、電気屋さんなどで見かけたら、ぜひ一度試聴してみて欲しいです。
最後に
あと、いつも書いてますけども。
なんか聞きたいこととか知りたいこととかありましたら、Twitterの
DM、リプライ、お問い合わせフォームなど、お気軽にご利用くださいねー。
役に立てるかどうかは別として、知っていることは答えます。
ちなみに、前にも書きましたが、Twitterはフォローしてもしなくてもどっちでも良いです。もちろんフォローしてもらえたら嬉しいですが。
でもなんていうか、自由にいきたいじゃないですか。
質問するならフォローしないとダメかなぁ?とか。そういうのめんどくさくないですか?
そういう細かいことは気にしないで良いので、知りたいことがあったらご自由に。お気軽に。